泣いて笑って、気分ようならしてもらいました。BBBムービー「あまろっく」。
もう想像通りの、
泣いて笑っての人情もんなんやけど、
思った以上に、笑わせてもろた。泣かせてもろた。

江口のりこさんのツッコミがもう素晴らし過ぎる!
タイミング、音量、抑揚、どれをとっても、完璧!
どんなシチュエーションでも笑ろてまう。
脚本もようできてて、
知らん間に、それぞれの人間に思い入れしてしもたなあ。
大事なことを告白する時の父と娘のそっくりなやり方とか、
小技も無茶苦茶上手かったなあ。
お父ちゃん役の鶴瓶さんの若い時代、ほんまもんの息子さん、
駿河太郎さんが出てるのに、松尾諭さんがやってるのも良かった。
松尾諭さん、細かい表情とか、鶴瓶さんに寄せてはった。
ほんまに、そっくりやったなあ。
駿河太郎さん、ちょっと男前すぎるもんな(笑)
笑って泣いて松竹、と言うよりは、吉本新喜劇かな。
根拠ないけど。
ものすごく、ようできた吉本新喜劇。
どちらにしろ、絵に描いたようなハッピーエンドも
新喜劇やと思ったら、全然ありやな。
厳密には大阪やなくて、兵庫やけど、
関西から、こういう関西らしい映画が
出てきたのが嬉しい。
「めんたいぴりり」観た時、
ああ!こういうの、関西の得意技のはずやったのに!
と楽しみながらも、少々悔しかったこと思い出した。
佐川満男さん、ええ味出してたけど、
もしかしたら、最後の作品なんかな?