バンドメンバー、全員好きになってしもた。BBBムービー「ロスバンド」。
こないだ劇場で観た「リトル・エッラ」が気持ちよく、おもろかったので、
同じクリスティアン・ロー監督の「ロスバンド」をアマプラで観てみた。
めちゃくちゃ良かった!!
もうバンドメンバーの一人一人にキュンキュンしまくる。
ひとりひとり、それぞれの悩みを抱えながら、
バンドにかけるメンバー。
その悩みも、描き足りんことなく、描き過ぎでもなく、
ちょうどええくらいに、描いている。
だから、全員に思い入れできるんやろうな。
しいて、一番好きなキャラ、一人あげるとすると、
やっぱりギタリストのアクセルかな。
あいつのいろんな勘違いが、
もう、とても愛おしい。
ひとつひとつのエピソードが、登場人物の感情も含めて、
次のエピソードに繋がってる綿密な脚本も、すばらしい。
だけどギチギチ窮屈なわけでもなく、
ユーモアもけっこうあって、
家で一人で観てたので、
声上げて笑ってしまったりしてた。
ロードムービー的展開も、
ワシの好物な感じでございます。
終わり方の匙加減もええなあ!
兄ちゃんと警官はちょい可哀想やけど(笑)
ほんま欠点のない、
誰もが楽しめるような映画やと思います。
関係ないけど、ちょい思ったのは、
北欧ってやっぱりヘビメタ好きやなあ、ってことでした。