天国としか言えない「ゆめくれない」。

天国でした。
会社の元後輩、井田に教えてもらった
「ゆめくれない」。
ロケーション、建物、調度、
どれを取っても完璧、ワシ好み。

今日は奄美に来てから最高の天気で、
ゆめくれないから見る海は、リーフの内側なので、
穏やかで、どれだけ見ていても飽きることなく、
心が空っぽになっていきます。
奥さんは可愛らしく上品で、
ときどき喋りかけてくれます。
それが押し付けがましくなく、ちょうどいい感じ。
幸福感をさらに増してくれます。

旦那さんは、東京や大阪で個展をやる陶芸家で、
落ち着いて温かみのある作品は、
めっちゃ欲しくなりましたが、
値段を見て諦めました。
その、陶芸作品が店のあちこちに品良く置いてあります。
野の花の飾り方もセンスを感じます。
これはたぶん奥さんなのかな?
奥さんが事務するスペースも、素晴らしい。
なんとなく親父の書斎を思い出しました。

奥さんが「ねーねーこれ見て!」と持って来たのは緋寒桜のさくらんぼを、砂糖で漬けたもの。
昨日漬けたらしく、赤がきれいです。
「緋寒桜のさくらんぼって食べられるんですか?」と聞くと、
「ううん!鳥も嫌がって食べないくらい酸っぱいの。
だけどこうしておくとクリスマスくらいには美味しくなるのよー。
みんながいらないって言うから、
なんとか助けてあげたくて、
色々やってみたの。
これが一番良かったわ」。
いかにも、この奥さんがやりそうなこと、
言いそうなことで嬉しくなりました。

気がつけば、2時間くらいぼーっと幸せな気分に包まれていました。

奄美、空港から近いばしゃ山村からすぐの
「ゆめくれない」。
ここに来るためだけに奄美に来てもいいくらい
値打ちのある場所です。

今すぐにでも、この場所にまた行きたい。
何もせずに、寝落ちしたい。
ワシにとっては地球上で
一番気持ちいい場所かもしれん。
(20180414記)

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