兵庫県立美術館の姿勢。

以前から「なんだかなー」と思ってたけど、
ひどいもんやな、兵庫県立美術館。

ギャラリー棟が会場なので、
展示棟と分けたいのは
分かるけど、
そのおかげなのか、
3階の会場までエレベーターなし、
3階にトイレもなし。

スタッフスペースとの境界は、
美的センスなしのオフィス用パーテーション。
なんか、げんなり。

せめてキース・ヘリングのアート入り屏風にする、
とかの気遣いはなかったのか。

安藤忠雄さんの設計なので、
ある程度、不便なのは、
いやいや覚悟してるけど、
それにも増して、
美術館側の姿勢がなあ。

チケットは今どき、
現金のみだし、
会場出たとこのグッズ売り場は、
PayPay使えるけど、
電波来てない。

やれやれ。

疲れて、一階のカフェに寄ると、
ここは窓が広いからか、
普通に電波来てて、
PayPay使えた。

てことは、グッズ売り場で、
電波使えなかったのも、
安藤さんのせいなんやろか。

建物は、安藤さんの設計で、
昔に出来上がってしまってて、
今の時代に合わなくなってしまって、
仕方ない部分もあるやろうけど、
なんとかなる部分でも、全然、努力してない感がな〜。

ワシは、そんな困らなかったけど、
エレベーターないのも、
トイレが一階にしかないのも、
人によっては、それだけで、
来るのを諦めるような理由になると思うんよねー。
何かと、アップデート、怠ってるなあ、思いました。

まあ、安藤忠雄さんの建築が、あまり好きでないので、
前々から、あまり好ましく思ってなくて、
評価が低くなってる部分もあるかも、ですが。

特に、今回は、「あらゆるバリアをなくそう!」ということを、
80年代から言い続けてた、
先駆者のようなキース・ヘリングの展覧会やったんで、
「お前ら、展覧会やってるのに、キース・ヘリングの気持ち、
全然理解しようとしてないやんけ!」思った。

会場の中にも「車椅子通れるのか?」と思うくらい、
細い通路もあったしなあ。

はーもう、なんだかなー。

あ、キース・ヘリングの作品は、
めっちゃ良かったです。

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