久しぶり!けど体は覚えていた。エチオピアジア@ビバラムジカ。

そして土曜のメインイベントはこれ!!
2020年の1月以来のエチオピアジア。
と言うのも、このバンド、エチオピアンジャズに詳しい
中心メンバーの阿部万里江さんがボストン中心に活動されてるので、
日本に帰って来られない状況が続いてたのだ。
そして、ワシは唯一の皆勤賞観客であるらしい。
ましてや、あの聴いたことないのに本能を刺激されて腰が浮いてしまう音楽、
行かないわけがなかろう。

この日の会場は河原町今出川のビバラムジカ。
早めに会場入りして、ワクワクしながら始まりを待つ。
おお!京都から、茨木から、見知った人たちが集まってくる。
みんな久しぶりのエチオピアジアが待ち遠しいのか、
ニコニコしてる。

まずは、インストで始まった!
うむ!このネバつく日本っぽさとアフリカの融合。
これや!久しぶりのエチオピアジアや〜!
頭では想像できなかったが、曲が始まった途端、
体が思い出した感じする。

ワタンベのドラムソロきっかけでガチャガチャしてきたと思ったら、
よう子ちゃん登場!
来たー!もういきなり体が踊り出すわー。
なんかガチャガチャしてるのに、
いつからか、誰からか、分からんけど、
湧いてきたひとつのリズムにまとまる感じ、
めっちゃゾクゾクする!

「日本とエチオピアの融合」ゆーて始まった曲、
しかも、その日本はツーレロ節!(笑)最高やんか。
メロディもリズムも演奏も声も、
何もかもがヌメッとしてて、その沼にひきづり込まれる。
ヌメっとしたまま、転がっていくグルーヴ。
そら、半ば強制的に体揺れてまうわ。

なんかあんまり気持ちよくなって、ちょっとウトウトした時、
前川清さんの少年時代の苦労話が頭に浮かんでたのは、
なんでなんか。謎や。
この独特のグルーヴ故か。
どんな苦労しはったのか、全然知らんのだが。

前半最後の曲は途中から江州音頭に(笑)
楽しいー!
キララさんの江州音頭ギター、ほんまにキラキラ!衣装もキラキラ!
どっちもかっこええ。
ほんで、全員ユニゾンみたいな終わり方がたまらんかった。

二部もインストのあと、「砂山」でよう子ちゃん、ヌルッと入って来た。

そしてワシの大好きな沖縄の「ヒヤミカチ節」エチオピア風アレンジ!(笑)
エチオピア音階と沖縄音階、同じ五音で通じるとこあるらしいっす。

じゃりン子チエのテーマソング「バケツのおひさんつかまえた」は、
エチオピアジアの得意レパートリー。
それが、ほんますごい!もうプログレ!
特にキララさんのギターがたまらない!

えええ!もうラストかいな!
ラストは、エチオピアの有名曲らしいのをよう子ちゃんが耳コピして、
日本語にした「愛の自主練風」。
なんやそりゃ(笑)

アンコールはエチオピアのJBと言われてたのに、
独裁政権から逃れてアメリカで掃除夫として働いてた人の
「ハサべ」って曲らしい。
よう子ちゃんが社会派の訳詞付けましたー。

今回、ほんまは11日にワシんちの近所で、もう一回ライブやるはずやったんやけど、
今どきの事情で、そっちは中止になってしもたんで、
このビバラムジカが唯一のライブ。
「ちょっと寂しいなあ」思ってたけど、
一回で3年分のうさをぶっ飛ばすような、充実のライブでした。

ほんま、毎回思うけど、今までで一番ええライブやった。
観客も、メンバーも、お店の方も、そう思ってるのか、
始まる前以上に、みんながニコニコしながら、
「どこが良かったか」言い合う、楽しいアフターライブでした。
ああ、そのまま京都泊まって、飲んだくれたかった!!
万里江さんの衣装、フィンガー5みたいで、かっこよろし。

次のエチオピアジアは、やはり今年年末か2023年始になるらしい。
ああ、もう待ち遠しい!!
阿部さん、もうちょっと日本にいて、
9月頭の橋の下世界音楽祭にエチオピアジアで出てくれればいいのに。
絶対、大ウケするのになあ。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA