36年前に制作された、その28年前を舞台にしたオシャレ映画「ビギナーズ」。

「おおお!リバイバル上映か!懐かしい!」と、
映画「ビギナーズ」を観る。
イギリスの音楽映像の巨匠、ジュリアン・テンプルの1986年作のミュージカル映画。

ん?こんなストーリーに、こんな音楽だったっけ?
制作は1986年だが、舞台は1958年なので、
音楽はスイングが中心、それは間違いではないんやな。
だからシャーディーも出てるんやな。

なんかワシ、観たはずなのに、ストーリー的にも、音楽的にも
デビッド・ボウイしか覚えてなかったみたい。
まあ、新鮮な気持ちで観られたので、良かったのだが。

1986年当時に1958年という28年前のイギリスを描いてるんだけど、
映画公開当時から36年という、それ以上の時間が経ってるので、
観てるうちに、その映画の時代とか、公開時の時代とかが、ごっちゃになって、
自分が今どこにいるんだか、わからんような変な気分になってしまった。

ストーリー的には、まあ普通なんやけど、
さすがジュリアン・テンプルだけあって、映像的な工夫がおもろいし、
今観ても、センスよくて、オシャレで、退屈することはなかった。

けど、やっぱり主人公以上に、
デビッド・ボウイの存在感とかっこよさが抜きん出てて、
また30年くらい経って観たら、ボウイのことしか覚えてないかもしれんな、
と思ったのでありました。


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