橋の下世界音楽祭 SOULBEAT ASIA2022(初日9月2日金曜日)。

ちょっと気持ちが落ち着いて来たので、
今年の橋の下世界音楽祭の話、書いてみようと思います。
今年は、ステージ写真を含む。出演者、スタッフの写真を
SNSにアップしないように、という注意書きがあったので、
それを守っての投稿にしようと思います。
文字が多くなるけど、ご了承ください。

「初日」

ちょっと寝坊したが、なんとかオープニングの「ぬ組木遣」に間に合う。
これを観ると「始まるなあ!」って体が熱くなるので、
できるだけ、観ておきたいのだ。

ザ ・バグマイズ。
初めて観るバンドやけど、めっちゃええ!めっちゃ家族。
ファミリーロケンロー!
小学生くらいの女の子のブルースハープに痺れる還暦過ぎ。
結成8年目らしい。ということは、結成当時は、生まれてなかったメンバーもいるんやな。
手島さんの「むっちゃいい」出ました!
ここまで屈託ない音楽、どうやってケチつけるねん!
この音楽に、泣きそうになることで、
自分にも素直な頃があったんや、
えらい年食ってしまったけど、
今でも、そんなんに動く心が、どっかにあるんや、
と思い出させてくれた。

お父さん、お母さんなのか、
ギターもベースも相当凄腕で、しかも、かっこええ。
ドラムは一番上のお姉さん?
真っ直ぐで前に前に進むドラム。
すべてにブレのないバンドやなあ!
「みなさん、いろいろあるけど、元気出して行きましょう!」
未成年女子に、力、つけられる(笑)
ジャイアントステップス、来たー!
おお!jaajaの長谷川さんもおる!
ああ橋の下!!

早くも本丸にALKDO、登場。
ビクトル・ハラの「生きる権利」。
ベース、沖縄、マルチーズロックのガチャピンさんや!
ALKDO聴くと、橋の下に帰って来たー!思う。
「石」!常吉さんとも親交のあったガチャピンさんがベース弾いてる。。
弓で。
涙。
サックスソロ、そうそう!こうこう!かっこええ!

「全員、共犯者だぜ」。嬉しい言葉!
「船ででも来る」って言ってたのに、
ビザの関係で来れなかったモンゴルのハンガイのため、
モンゴルのドリンキングソング。
めっちゃ極楽レゲエ。
おお!真理野ちゃんがバリサクの人と出てきた!
アルト、テナー、バリトンのサックス隊!!迫力あるなあ!
で、ゆっくり目の「ペンノレ」
と思ってたら、どんどん加速。
最後、もう一度ゆっくりになって終わる。
カッコいいー!
「レボリューションロック」。
ダブレゲエと三本サックスの相性ええこと!
うわー!じゃがたらのOTTOさんまで!
愛樹さんと作ってた、JAGATARA2の曲を!

揺るぎない決意、だけど、それ以外の考えを許さないのではなく、
しなやかな決意を感じる。

中ムラサトコさんは草原ステージで、ダンサーのタカダアキコさんと。
うん、この組み合わせは草原ステージが似合う。
観客の方にも布を振ってもろて、
なんやろ「これぞ橋の下」って感じのくつろぎ感。
ジャイアントステップのあつしさんも来て、巨大骸骨踊り出す!
奇跡のような緩やかな時間。
これが平和ですわ!
サトコさんすごいな〜。
オルガンとボーカル、微妙にリズムずらしながら調和してる。
jaajaまで出てきた!音頭やってる!(笑)
ある意味、一番橋の下らしい光景かもしれん。

本丸にT字路s、登場。
さすがのT字路s、めっちゃ観客集まってるけど、
昔となにも変わらない!
妙ちゃんのMCも、かわいおもろい!
ここで何度も観たT字路sの姿まで浮かんで、
何や意味もなく、体が熱うなる。
もう橋の下のレギュラーメンバーやな!

草原ステージで、ちくちんどん楽団がリハやってる頃から雨が激しくなる。
けど、始まる頃には、小降りに。
音は、ほんまええ。完璧。
ああ!ムジカジャポニカのせいちゃん!踊りまくっとる!(笑)
店はジョンソンに任せてきたらしい(笑)
らんちうの、ちくどん楽団アレンジ、ええ!
女性コーラス、妙やけど、美しくて、おもろい!
途中激しくなった雨も知久さん終わったら雨止んだ。
知久雨やな。

全感覚祭で食中毒なって、
観損ねたので、ソロでは初めての折坂悠太くん。
なんと「安里屋ゆんた」から。

こんな安里屋ユンタ、聴いたことないわ。
美しい、、。
折坂くん「俺晴れ男なんす」の言葉通り、
ほんまに青空覗いて来た!悠太晴れ。
折坂くんの裏声に変わる瞬間の快感。
奄美とはまた違う、裏と表の行ったり来たり。
静かにゆったり歌ってると思ってたら、
一声でマックスボルテージに持っていく。
背筋がぴーんと伸びる。
こういうところは少し、のろしレコードのレーベルメート、
夜久一くんと似てるかも。 
あれ?いろんな声聴こえてきた。
さっき歌ったスキャット混じってる。
いつの間にループ使ったんやろ?
ただ立ってるだけにしか思えんのに。
そう言えば、初めに「キョトンとした人のまえでやりたい。」
ゆーたはったな。
キョトンとしてもうた。
術にハマったみたいで口惜しい(笑)
鳴り止まないアンコールにア・カペラで応える。
初めての折坂悠太ソロ、痺れるくらい良かったです。

そして今回めっちゃ楽しみにしてた宮古島のMiuni。
いきなり素晴らしい。
コーラスが透明すぎるくらい透明で、ほんま宮古の海。
池村姉妹のバッキングが、その海の深さと青さ、空の青さ足す。
與那城美和さんの声の何とも言えん哀愁。
その良さを完全に理解して増幅する川満七重さんの唄三振と、
池村姉妹の鍵盤とサックス。
なんて、よくできたグループなんや。
陽気な曲に池村姉妹、ジャズぶっ込んできた!
けど、めっちゃ音楽として馴染んでる。
腰が動く。もう、うっとり。
Miuniは動画見つからず。
早く聴きたいよお!

流石に少々、疲れて来た。
櫓から子どものドンパン節やらが聴こえる。
ちょっと休憩しながら、耳で楽しむ。
これはこれで、ええ感じ。まま

そのまま盆踊りシリーズ観たり、
ちょい混ざったりしながら、体力回復。

幻冬座は、イズミさんの紹介で,デグルチーニから。
橋の下初登場、安定。変わらぬ怪しさ。
夜、橋の下、とくれは、デグルチーニにめちゃくちゃ似合うやんか。
今まで出てなかったんが不思議なくらい。
口笛で「ブラジル」からの「バビビ」。
この雑音の向こうから聴こえてくる感じがたまらん。
橋の下って、実際町みたいなもんだし、隣のステージ音聴こえてくるのも、
さらにシズル感やな。

松明燃える中、ハードロックかプログレか、
みたいな重厚な音ですタートルアイランド、始まる。
タートル、今日は初めて観るパターン。
物語的な音楽に乗せて、愛樹さんがポエトリーリーディングな感じで、
今を生きる上でとても大切な言葉を紡ぎ、
そこからテンポアップして歌に入った。
かっこいい。

ちょっと腹減って、食いもん探してると、
小さなテントでタイムテーブルにないゲリラライブみたいなんやってたりもする。
それも、橋の下の楽しさ。
そんでそれがいちいちええ!

そして、橋の下で観るナオユキさん、たまらん!
橋の下で観るナオユキさんは、橋の下でしか観られないナオユキさんでした。
最高っす!

最後にこの日のスナップを。お達し通り、出演者、スタッフ写っておりません。

初日、就寝前の雄叫び。

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