ミトモ&夢野カブ@レインコート。
ちょっと時間経ってしまいましたが、先週水曜14日、癌検査を受けた日、
夜は十三のレインコート、弾き語り対バンへ。
まずは、初めて観るミトモさん。
見た目ちょいイカつめやけど、甘くメロウな声とメロディ。

勝手な想像やけど、ストリートでも、やってはってはったんかな?
盛り上げ方がうまくて、そんな気がした。
あ、シェキナベイビーズのベースの人なんか!
道理で、どこかで観たことある気がした。
「いつでも微笑みを」って歌詞の曲のギターリフが、
結果的にかもしれんけど、なんかちょっとケルトっぽくて、
しばらく耳から離れなくなる。

ちょっとゆっくりなバラード調の曲、なんか昭和の香りが少しする。
鎌田俊夫ドラマのテーマソングっぽくて、胸をチクッと刺される。
「お尻ブギ」はのりをさんとの共作らしい。
二人とも、その部分フェチらしく(笑)
ラストの曲、熱い曲でしたー。
で、1組目やけどアンコール。

ミトモさんの声、どこかで聴いたことあるような、
誰かに似てるような気がずっとしてたんやけど、
どこで聴いたのかも、誰と似てるのかも思い出せず。
鶴田隼人さんとも組んでやってはるらしいっす。
ミトモさんの動画、見つからずでした〜。
代わりにミトモ作詞の「お尻ブギ」、
ギターパンダ、のりをさんバージョンを。
そして夢野カブさん。
カブさんと会うのは、沖縄のカブさん誕生日の生活の柄、以来か。
じわ~っと、カブさんの世界が沁み出して来て、ゆっくり積もって行って、
気がつくと、レインコートが隅々まで、カブさんの色に染まっている。
カブさんの音楽、ロックと言えばロックなんだろうけど、
そう決めてしまうと、言い足りないところ、抜け落ちてしまうとこもあって、
なんかしっくりこなくて、損する気がする。
これは「カブさんの音楽」として聴くべきなんやろなあ。

「隕石心中」と「12月のジョンレノン」は、
初めて聴くのかな。いい曲!
おお「ロックンロール」!
やっぱりこれ聴きたかったんよねー。
The Endさんのとは、また違って、完全にカブさんの曲。
やっぱり気持ちよくて、気がついたら、口ずさんでいた。
寅さんの口上から生まれた曲「そんなバナナ」。
なのに、ギター、ディストーション効いててストーンズっぽい(笑)
かっこいい。
「オンギター、ロン・ウッドさん!」
自分でゆーてるがな(笑)
確かにそっくりやけど。
これは日本語やけど「悪魔を憐れむ歌」かな?
カブさん訳か、かっこいい。

カブさんのギターは、曲によっては哀愁だったり、
曲によっては喜びだったり、
ただの伴奏じゃなく、音の向こうに、景色がある。
人間が弾いてるギターやなあ、と思う。

ラス前の「素晴らしきこの世界」は、
モリトが歌ってるのと同じ訳かな?
好き!
めっちゃ盛り上がって終わり、
アンコールは「レデプションソング」をア・カペラで。
ちょっとナオユキさん混じりました。
大阪へのサービスか(笑)

全国、いろんなとこで、会うてるカブさん。
11月は福岡でニアミスしたなあ。
今度は、どこで会えるんでしょうか。