ムジカの師走情熱〜吉田省念と良元優作。

一昨日土曜日は、関西の誇る天才二人の対バン。
なのに、ここんとこ睡眠障害がひどくて、
めっちゃ眠くても二、三時間寝たら、二度寝もできないワシが、
ライブ前にカレーを食って満腹になっちまい、
猛烈な眠気と闘いながら、
一人目の京都の天才、吉田省念くんを迎える。

ああ！省念くん、うっとりするようなギターインスト。
すげえいいけど、それは今のワシには気持ち良すぎて、睡眠誘発剤。
うつらうつら夢心地。
省念くん、最近インスト曲ふえてるんかな？

「日差し」の終盤のギターがかっこいいのなんの！
「小さな恋の物語」やっぱりええわ。

「オートバイ少女」は、やっぱり鈴木翁二さんから来てるんや。
ギターの広がりがたまらん！
あれ？いつの間にか眠気が失せてる。

「レボリューションガール」は、テラテラ光っててかっこいい！
初めて観たけど、ちょっとステップ踏んでしまった。

「最高さ」って歌詞の「シガレットブルース」
正に最高さ！

お！新曲披露。リフが新鮮で、めっちゃかっこいい。
省念くん、なんや自分にとっての新しいロックのあり方を
探りつつ、それができつつあるんちゃうやろか。
そんなこと思わす、今まで観たことないような激しい省念くんでした。
終わってからMCでゆーてたけど「意識、無意識」って曲やったらしい。
覚えておこう。

「50年くらい前の新曲」ゆーてやり始めたのは、
なんと「ストロベリーフィールズ」（笑）
これも全体通して聴くと、
コード進行とか、構成とか意欲的な曲やもんなあ。
それをさらに、すげえ凝ったアレンジで。
もう一人サイケ！
ソロプログレ！
爆発するようなギターが、気持ちいいったら、ありゃしない！

ラストはちょっとしっとりした曲で。
いつも思うんやけど、省念くんの演奏には一流感が漂う。
そのことを最後の曲で再確認。

そして二人目は大阪の天才、良元優作くん。
お！省念くんからのビートルズ流れか「ジェラスガイ」の
優作バージョン「ジェラスウーマン」から。
この曲からやるの、初めて観るかも。
しかも珍しく立って演奏。

今日はカバー気分なのか？
「アイ・キャント・ストップ・ラヴィング・ユー」と続いた。

オリジナル一曲目はワシの好きな曲、「道間違える」。
久しぶりですわ〜。

MCも快調！『今日は、吉田省念と良元優作で「ヨシヨシ」ですわ。』（笑）
ベタですなあ！

お！「I Want You Back」ステージでやるのは初めて観るかも！
「何も考えない」と続く。
今日は、なんか優作もロックやな。

座って「石」。
優作くんも省念くんに負けず劣らず、かっこいい！
二人とも、なんかこの日に対しての思いが強いのか、
全然違って観える。

「マイホーム」常吉さん関連のええ流れやなあ。
うーむ、めちゃくちゃ気持ちええ。
ゆったり沁みる。
あ、また眠気が少し。。
きっと落ちてしまえば、気持ちいい。
それはわかってる。知ってる。
けど、こんな特別な日の優作くん、観逃してたまるか！

そして「キムおじさん」。
くー！たまらんのお！！、
この日は、しっとりと激しいの振幅がすごいな。
ほんで、どっちも振り切れてる。素晴らしい。

「緑のタイルのイカしたテーブル」も、
いつもより激しい感じで、かっこいい。
そのままめっちゃ激しい「天ぷら」、
さらに激しい「匿名でベイビー」。

と、登れるとこまで登り詰めて、
ラストは「ペプシドライブ」でウルッとさせる。
ちょっとズルい！と思うくらいええ流れやった。

なんか二人とも「すごかった！」のに、
全体としては、和気藹々な不思議なライブやったなあ。

アンコールは、その二人で、
おお！ワシの大好きな「ニューヨークの夢」やんけ！
クリスマスやー！
おおこの歌も、ステージで優作がやるのん、初めて観るわー。
しかも、すげーいい！
他も、めちゃくちゃええライブやったけど、
この一曲だけでも、来る値打ちあったわー！

しかもダブルアンコール！
またまたワシの好きな「ツバメのチッタ」やー！
嬉しいわー。

本日オーラスは「ネギネギブギウギ」！
省念くんのギターが暴れまくる！
かっけー！こんなネギ、初めて！
もう、ロックンロールショータイムや！
終わるな！終わるな！
もう一回、叫ばせろ！！
と、思いながら、ライブは終了。

ほんま、この二人の組み合わせは化学反応としか言いようがないなあ。
それぞれのステージ、山ほど観てるけど、
二人とも、初めて観るような気持ちにさせられた。
省念くん、プロデューサーとしてもすごいから、
いつか、優作のプロデュースやってくれたら、
この日、観たような化学反応起こしてくれて、
すごいアルバムできるんちゃうかな、思った。

そして、終わった途端、また眠気がぶり返したワシは、
とっとと帰って寝たのですが、
前日までの睡眠障害は何やったんやろう、と思うくらい眠りこけて、
次の日になっても、眠気は収まらず、
「寝れる時に寝なきゃ！」の思いもあって、
日曜の予定、すべて取りやめにして、寝続けたのでした。
睡眠障害に「省念＆優作」ですわ。