ムジカでMariMari Makiko!〜浜田真理子with MARINO×胡池マキコ

先週木曜、時間重なってたので諦めてたんやけど、

このライブが思ったより早く終わり、公共施設ってことで、
終わるとすぐに外に出ることに。
時間は20時半前くらいやったかな?
「けど、ムジカまで歩くと20分はかかるかなあ」と計算してると、
目の前にタクシーが。
「よっしゃ、半分近くかも見れるかもしれない。」と
とりあえず向かうことにする。

ムジカに入ると、浜田真理子さんとMARINOちゃんが演奏中。
近くにおった谷口くんに聞くと「二部の二曲目」とのこと。
よっしゃ!タクシーで二曲は余計に聴けたはず!
チャージ換算すると、こっちの方がお得や!
と、細かい机上の計算して、
自分を納得させようとする関西人。

おお!次の曲は「恋心」や!聴けた!
こないだ「あちらにいる鬼」を観てから、
「生で聴きたいなあ!」思ってた曲!!
これもタクシー乗ったおかげですわ。
頭の中に映画のシーンが浮かぶ。
真理子さんのピアノと真理野ちゃんのサックスが、ゆったりと絡む。
ただただ美しい。
じわ〜〜〜〜じわ〜〜〜〜。
映画観た時とは、また少し違う幸福感に包まれてることに気づく。

「あちらにいる鬼」のワシの映画感想はこちらに。

試写会かな?監督の廣木隆一さん、主演の寺島しのぶさんの前で
真理子さんが歌ってる動画ありました。
インタビューも面白かったです。

歌だけ、聴きたい方は、こちらを。

お!大阪へのサービスか?
大阪中年男性大好きNO.1ソング(ワシ調べ)「月のあかり」(笑)
真理野ちゃんのサックスがむせぶむせぶ!

「裏町マリア」は、真理野ちゃんが間奏&コーラスで
「慈しみ深き」をかぶせる。
なんか神々しいぞ。
歌詞は「裏町マリア」のなんやけど、
真理子さんは裏町マリアのメロディで、
真理野ちゃんは慈しみ深きのメロディで、
それがピッタリ調和してる。
まさにポリフォニー!
これ、誰のアイディアやろう。
もう発見やな!
一箇所、交わるというか、
同じタイミングで近い音程で動くところあって、
そこが心底、気持ちいい。
真理野ちゃんの裏声、ほんまウィーン少年合唱団みたいやな〜。

ラストは「琥珀色慕情」。
真理野ちゃん、モダンジャズっぽい、色っぽいテナー!

アンコールは、そやったそやった!
今日は胡池マキコさんも出てはったんや。
ソロは間に合わへんかったけど、
アンコールで観られて良かった!

ダブルアンコールは、MariMari(浜田真理子&池村真理野)で
「ダニーボーイ(ロンドンデリー)」。
真理野ちゃんのブッコミだったよう。
真理子さん、今回歌う準備してなかったようで、歌詞、うろ覚え(笑)
けど、ちょっとジャズっぽくて、オシャレで美しい「ダニーボーイ」でした。

ちょっとホッとしたのは、真理子さんがMCでゆーてはったけど、
遠藤ミチロウさんも真理子さんのこと
「お姉さんみたい」ゆーてはったそうです(笑)
ワシも真理子さん、二歳年下だけど、お姉さんとしか思えまへん。
すんません!(笑)

実は、この日、もうひとつワシには、すべきことがあった。
今年の8月1日、浜田真理子さんと、とんちピクルスさんの初共演が
福岡であるということで、
「観逃せない!」思ったワシは、福岡に行った。
この時、ワシが二、三日前に思いついて誘ったガチャピンが、
涙を流しながら、初めて触れる真理子さんと真理野ちゃんの音楽に感激していた。
その日の様子は、こちらに。

その約一ヶ月後、ガチャピンは逝ってしまった。
たぶんガチャピンにとって最期のライブ、
しかも、涙流すほど感激するライブ。
そして、ワシと会った最期の機会。
真理子さんと真理野ちゃんのおかげで、その機会が持てたことに
お礼が言いたかったのだ。
遅れてでも、行って本当に良かった。
八月一日のライブは、日付、場所、出演者はもちろん、
その時々感じたことなど何もかもが、
ガチャピンの表情と一緒に頭に焼きつく
大切な節目のライブになった。
そのお礼を言えて、本当に良かった。

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