映画「銀鏡 SHIROMI」。

公開中、観逃してしまってた映画「銀鏡 SHIROMI」が
アンコール上映されてたので、観に行って来た。

まず、地名に惹きつけられた。
「銀鏡」と書いて「しろみ」。
神社も「銀鏡神社」というらしい。
こんな美しい地名があるんやなあ。

場所は、宮崎県西都市の山奥。
人は、神々とともに生きている。
祭りに猪の頭を並べるなど、
狩猟民族の轍も感じさせるが、
野卑な印象はない。
神官の衣装も洗練されてるし、
神楽も幽玄で美しい。
こんな祭りがあったんやなあ。

その美しい映像を、カメラマンの監督さんがさらに美しく撮っていた。
本当に美しい映画だった。
長い年月をかけて丹念に作り込まれた作品だと思う。

ただ少しビジュアルに重きを置きすぎてる気はした。
もう少し、ここに暮らす人々に入り込んでもええんちゃうかなあ。
ドキュメンタリー映画というよりは、記録映像かもしれんなあ、と思った。

スーパーもデザイン性重を視してるのか、
小さめで上品に入ってるのだが、
その分、老眼にはかなりきつい。
スーパーが出てくるたびに目を凝らしてみるのだが、
なかなか読みきれない。
スーパーによっては、同じくらいの文字数でも、
すごく短い時間しか出てないの、倍くらいの時間、出てるのがあって、
これも、読ませるより、観せることが主眼なのかなあ、と思った。

これだけ離れてると、老眼鏡が全く役に立たない、
むしろぼやけて、見えにくくなる、というのは、
発見だったかもしれない。

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