2023初旅行to石垣島①(1/8)

昨年十一月に行ったばかりだが、
懲りずに、また石垣島に。
2019年までは、毎年成人の日前後に行ってて、
去年も行こうとしたんやけど、大阪沖縄、両方とも感染爆発してたんで、
キャンセルしたリベンジも兼ねて。

今回も飛行機はピーチ。
関空での第2ターミナルへの乗り継ぎが面倒なので、
友達から教えてもらった第2ターミナルまで行くリムジンバスに乗ると、
連休で、満席。
補助席での移動は、結構辛かったっす。

石垣空港から離島ターミナルまでのノンストップバスに乗ると、
降りた頃、ちょうど夕焼けどき。
しばらく、夕焼けを見つめてぼ〜〜っとする。
こんなにちゃんと夕日見るのは、今年初めてやな。
じっとしてると、思ったより寒くて、
今回は短パンやサンダルの登場はなさそうだった。

今回のホテルは、石垣島の繁華街、美崎町のすぐ横。
馴染みの店が何軒もある。
う〜〜む、誘惑が恐ろしい。

このホテル、Wi-Fiは無料で、候補には出てくるのだが、
パスワード入れても、なぜだか繋がらない。
ホテルの人に聞いても要領を得ず、
う〜〜むと悩んでるうちに、
出かける時間になってしまう。
とりあえず、後で考えることにして、たかしの店に。

十一月と同じく、安里勇さんのライブなのだ。
また、あの至福の時間が味わえるのだ。

前回ライブの様子。

この日は、声の調子が超絶悪かったらしいのだが、
ワシ的には、それが唯一無二の枯れた味わいになってると感じた。
なんかグソーの風景を観てるような気分になった。

安里さん、本当に声の調子が悪いらしく、
「今日はチャージいりません」と仰る。
こんな二度とないような演奏を聴かせて頂いてるのに?

この時しか、聴けない音があると思った。
安里勇さん、もう、そこにいて、声を出すだけで、
嗚咽と、歓喜が、喉から飛び出しそうになった。
「ここにいて良かった」
「いなくちゃいけなかった」
と思ってしまった。
すごい体験やった。

たかしさんの機転で、チャージは取らないけど、
投げ銭は集めましょう、ということになって、ホッとした。
こんな演奏、無料で済ましたら、バチが当たる。
個人的には、11月より今回の方が、心に突き刺さった気がする。
だけど、声の出ないことを口惜しがる安里さんのプロ根性もすごいなあ。

「もっと歌いたいけど、、」をを何度も繰り返してはった。
きっと心からの言葉なんやろな。

で、MCは、けっこうお茶目。
ダジャレ好きなのは、大工さんとの共通点か(笑)

終わってから、安里さんとゆっくりおしゃべりできた。
21年前、福岡へ転勤したとき、勝手に使わせて頂いた
転居通知兼年賀状の写真も見て頂いた。

左から安里さん、ワシ、大工哲弘さん、大城美佐子さん。
那覇の大城美佐子さんのお店に行ったとき、
お客さんで、安里さんと大工さんがたまたま来てたときの写真だ。
この写真きっかけで、大工さんのお話とかも聴けて、ええ時間過ごせたなあ。
隣に座ってた、映画監督の大西功一さんとも久しぶりに話ができた。
年齢を重ねて、枯れた味わいが出てるのに、恐縮してる安里さんへの感想など、
意見が重なるところがあって、嬉しかったなあ。
「レナード・コーエンさんや高田渡さんは、確信的に枯れてて、
それでいいと思ってらっしゃった」という大西さんの話に、思わず頷く。

途中で何度も「引退ライブかも」ゆーてはったけど、
最後には、四月にまたたかしの店でやること決めて、安里さんは帰られた。
う〜〜む、また来たい。
けど、さすがになあ。
けど、来たいなあ。。

町中でも、石垣島の月明かりは、眩しいくらいで、
スマホでも、雲がこんなにくっきり撮れる。

けっこうな時間まで、ゆったり話してしまったが、
今回は、ホテルが美崎町のすぐ近所なので、
「忘れぬうちに」とBbに寄って、
ワシが石垣島で二番目に古くから知っている金岡さんにご挨拶。
ちなみに一番古くからの知人、フサキリゾートの塩田くんとは、
今回は会えずでした。

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