ドキュメンタリー映画「老人と海」。
映画「老人と海」のディレクターズカット版DVDを観る。
あ、キューバじゃなくて、
あの小説のように、与那国でひとりでカジキマグロを追う
おじいのドキュメンタリー。
サバニにエンジンを付けただけみたいな
小さな舟でおじいは海を行くが、
カジキマグロどころか、
餌になるカツオすら、なかなか獲れない日が続く。
でも港に戻ると、おじいを尊敬する若い漁師が声をかけて、
晩飯に、と鯛を掘り投げる。
その鯛は、おばあがあっという間に捌いていく。
クライマックス、ひとりで格闘するおじい、
やっとのことで仕留めたカジキは、
おじいの身長の2倍もありそうな大物。
おじい破顔一笑。
三線に乗って、踊り出す。
あれ?この三線弾いてるおっちゃん、
ワシが与那国行ったときに、
スナック武蔵で三線弾いて歌ってくれたおっちゃんでは?
映画が撮られたのが1990年くらいで、
ワシが与那国行ったのが、その15年後くらい。
うん、確かに、それくらい老けてた気がする。
まあ、向こうの人の顔、
同じように見えてしまう傾向はあるけど、
同じ人やったら嬉しいな。
小さな船での漁が中心の映像だったんで、
ワシは乗り物酔いが際どかったけど、
なんとか最後まで持って、
一気に観られて良かったー。
音楽がすげえ良かったので、
エンドクレジットでチェックしてたら、
すげえ人たちで、めっちゃ納得した。