追悼、PANTAさん。BBBムービー「zk/頭脳警察50 未来への鼓動」。
大阪で映画が公開される直前の7月7日、PANTAさんが亡くなってしまった。
なんか感慨深い思いで映画を観に行った。
確かに、時代を作り、時代を生き抜いて来たバンドやったんやなあ。
ある意味、このバンドを追っかけるだけで、
日本のロック史を俯瞰して観られるような気もした。
まとめて聴くと、メロディセンスの良さが光ってるなあ。
なので、どんなに激しい演奏をしようと、
音楽全体は、素晴らしく美しい。
PANTAさんの声は、年とともに、ぶっとくなっていく印象だったけど、
それはいい年輪のように思えた。
若い頃の瑞々しい声も好きだけど。
石塚俊明さんのドラム&打楽器は、
すごく人間的で、常に胸の鼓動のように感じられた。
ああ、そこがタイトルに繋がっていくのかな。
ほんまにすごい二人が、すごいタイミングで出会ってくれたもんやなあ、
と感謝の気持ちすら湧き上がった。