「走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代」@京都国立近代美術館。
柳宗悦さんの民藝の「用の美」に感銘を受けたものとしては、
否定したい気持ちもあるのだが、
ぐぬぬぬぬぬ、面白いやないか!楽しいやないか!
京都国立近代美術館で開催中の、
「走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代」。
どんどん実用性から離れていき、
ついには「オブジェ陶」として、
役割のあることすら放棄してしまった走泥社の作品群。
そうか、これは民藝とかとは別の、
陶器を素材にした彫刻表現として観れば、ええのか、
観てる途中で思った。
有名な八木一夫さんの「ザムザ氏の散歩」は写真OKだった。
う〜〜む、意味もなくおもろい。
観飽きない。
こういう陶芸の観方もあるんやなあ、と発見した気分やった。
頭使わず、ただ「おもろい」とか「きれい」とか思ってれば、ええんやな。
これは、これで、ワシにとっての陶芸のおもろさを広げてくれる、
ええ機会でございました。
この展覧会は9月24日までです。