椅子とめぐる20世紀のデザイン展@大阪高島屋。

難波の高島屋で開催中の「椅子とめぐる20世紀のデザイン展」。
面白かったです。

昔から家具とか観るの好きで、
楽しみにしてた展覧会やったんですが、
会期ギリギリになって、ようやく行けました。

いきなり、今にも動き出しそうな動物的な椅子!
「なんじゃ!これは!!」と思ったけど、
びっくりさせられたんやけど、
ガウディの作品と知って、納得。

他にも、有名建築家が、いろいろ椅子を作ってることにちょっと驚きました。

憧れのマッキントッシュの椅子!!

おお!フランク・ロイド・ライトのバレル・チェア!
思った以上に座り心地良さそう。
手すりの部分や背もたれが滑らかそう!

アアルトの椅子は、もう見た目からアアルト。

他にも、有名建築家の作った椅子は、結構ありました。
やっぱり建築って、総合芸術で、空間内のすべてに、
自分の息吹を感じさせたいんやなあ。
映画が時間芸術の集大成やとしたら、
建築は空間芸術の集大成なんかもしれんな。

あと、気になった椅子を、ご紹介。

けっこう、楽しかったんやけど、
ずっと観てると、次第に高まっていくのが、
「座ってみたい欲」。
ちゃんと考えてはりますわ。
最後に座れる椅子コーナー、ありました。

コーナーごとに、その時代の椅子や家具、調度を
揃えたスペースがあるのも面白かったです。

最後に、ワシが一度は手に入れてみたいと思ってる二脚を。

まずは、ジョージ・ナガシマの「コノイド・チェア」。

この座面のノミ跡、漆仕上げ、背もたれの美しさ、
日本とアーリーアメリカンを見事に調和させた名品やと思います。

そして、柳宗理さんの「バタフライ・スツール」。

流れるラインが、まあ、美しい!!
いろいろ観たけど、本気で「欲しい!」と思うのが、
日本人の血の流れる作品だったてのは、
別に身贔屓とかではなく、
ワシがご先祖様から受け継いだ「何をきれいだと思うのか」という、
記憶みたいなものではないか、と思っている。

この展覧会も、明日まで。
ギリギリの感想で、ほんま申し訳ないですが、是非是非!

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