BBBショートムービー「私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター」。
いろいろ伏線っぽいシーンが散りばめられるんやけど、
終わってみれば、「あれ?あのこと、どこにも繋がってないやん」だらけ。
でも、それは、ワシ的には、それほど、苦痛ではなかった。
「ストーリーありき」でピースを埋めていくような作りではない分、
余計に、リアルな感じが伝わって、
だからこそ、さしたる理由もなく嫌いになったり、
突然、愛情が復活する姉弟の関係も、
理屈ではなく、感覚で理解できるような気がした。
二人の弟(次男)や、それぞれのパートナーなど、
脇役の存在感が良かった。
フランスっぽい、説明を省いた、けっこう大人な映画で、
観終わった後は???な感じやったけど、
時間が経つと、何となく理解できた気がする。
「一番おもろいシーン、予告編に入れるなよ!」とは思ったけど。