情緒大国、日本。BBBムービー「国葬の日」。
そもそも安倍さんの国葬が問題なのか、
国葬そのものが問題なのか？
9月27日、当日の撮影なんで、参列者はもちろん賛成だし、
街に出てる人にもインタビューしてるんやけど、街宣関係の人除くと、
のほほんと賛成の人が多く、その理由も、政治家としての実績ではなく、
ものすごく情緒的。
功績に関して質問しても「長くやってた」とか「いろいろ」とか、
具体的なこと言う人は、ほぼいなかった。
それに比べて反対の人は、強く明確な反対理由を持ってる。
ものすごく具体的に、安倍さんの生前の所業について、
反対の意を列挙する。
その意見には、ワシもほぼ同意するんやけど、
のほほんと賛成してる人には、
こういう強い口調の反対者の意見は届かんのやろうなあ。
強い口調であればあるほど、
「自分とは関係ない」となっちゃいそうな気がする。
この国では、そういう意見より、情緒が優先されてしまうんやろうなあ。
なんか、のほほんとした賛成層に対する、
のほほんとした反対層を育てるにはどーしたらええやろう？
考えてしもた。
答えは、出てないんやけど。
良くも悪くも、今の日本を浮き彫りにした一日やったんやなあ、
と思った。
