ゆるい京都①「オオサンショウウオに沼った!展」@京都水族館。

先週金曜日は京都で「ゆっる〜〜」と思うもんをふたつ鑑賞してきた。
まずは、10年ぶりくらいに京都水族館に行って、
お友だちのコピーライター納健太郎くんが文章書いたという、
オオサンショウウオに沼った!展」を拝見。

京都水族館のある梅小路公園は、
ワシの本籍地のすぐそばで、
親父の三回忌だったか七回忌だったかを、
公園内のレストランでやったこともあって、
親父の墓も近いのだが、
今回は、時間なかったので、
とりあえず、墓のある方向に頭だけ下げて、
勘弁してもらった。

公園内は、三連休にくるりの京都音博があるらしく、
準備に忙しそうでした。

水族館に行く途中、鉄道博物館の前も通って、
鉄心(てつごころ)揺さぶられるが、
今回は水族館や!鉄道博物館は、
また今度、平日に一日かけてこよう。

入場口、入る前から、オオサンショウウオのゆるゆる攻撃に、
顔の筋肉がとろけてゆく。

入るといきなり生体展示。
でかい!オオサンショウウオって、こんなでかいんや!
ほんで、なんで重なりながらじっとしてるんや。
そんなに重なってて、平気なんやろか。
人との距離の近いのが苦手なワシは、
「オオサンショウウオに生まれなくて良かった!」
と心から思ったのであった。

それにしても指が!

これ、ぬいぐるみではなく、ほんまもんなん?
愛されようとしてるのではなく、
何か理由があって、こんなにかわいいの?
このかわいい指が、生きていくのになんか利点があるん?
もう、メロメロっす。

オオサンショウウオにも中国からの外来種、交雑種が増えて、
純国産種は、絶滅の危機にあることなど学ぶ。
納さんが書いたであろう文章も、わかりやすく楽しい。

後日、ご本人に聞いたら、いろいろ調べて書かれたそうだ。
大変やけど、やりがいありそうやし、羨ましい仕事やなあ。

オオサンショウウオ以外ではクラゲの展示が楽しかったです。
いろいろな色の光に照らされて、なんだか夢の中におるみたいに、
美しかったんやけど、クラゲにはストレスないんやろか?

クラゲの研究やってるところを、観られるところもあって、
最近のこういう場所って、どんどん進化してるんやなあ、
と感心。

うつぼの正面の顔って初めて観るなあ、思ってたら、
頭の上にカラフルな海老。
うつぼに食われたりせんのだろうか。
寄生虫、食ってあげてて共生してるんやろうか。

イルカのプールはショーのタイミングではなかったけど、
泳いでるところは観られました。
確か昔は、もっと東寺の五重塔が見えてて、
イルカのジャンプする背景に五重塔って、すごい景色やなあ、
思った記憶があったんやけど、
間の木が伸びたのか、あんまり見えなくなってて、少し残念。
むちゃくちゃシュールな絵柄やったのにな。
ちなみに芝生部分が音博の会場のようです。

ちょうどお昼時だったので、レストランへ。
せっかくなので展覧会に因んだものを。

「オオサンショウウオかき揚げうどん」。
頭からかじってやりました。
練り物の味がしました。

「これが北大路魯山人も唸った
オオサンショウウオ味かあ」とは、
思いませんでしたよ!
食っちゃあかんの知ってますもん。
ちなみに魯山人の話は、
このちょっと前に、納くんの説明ボードで知りました。

グッズ、前に海洋堂の「はも」とかのある、
ガチャがあったので、
楽しみにしてたんだが、
数あるグッズが全部かわいい系、ファンシー系だったので、
ちょっとガッカリ。
オオサンショウウオとかリアルな方が却っておもろいと思うんだがなあ。
結局、何も買わずでした。

「オオサンショウウオに沼った!展」は11月30日までだけど、
それ関係なくても、京都水族館、なかなか楽しめる場所やなあ、
と思いました。
入場料、少しお高いのですがね。

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