コシノジュンコ 原点から現点@あべのハルカス美術館。
ちょっと照れ臭くて、なかなか行けなかったコシノジュンコさんの展覧会、
先週行って来ました。
う〜〜む、面白かった。
ファッションデザイナーやと考えると、
ワシとの接点はあまりないのだが、
人体をモチーフにした現代アーティストとして考えると、
すごく興味深い人やなあ、思った。
ちなみにワシ、朝ドラ「カーネーション」の大ファンなので、
その面からも、やっぱり行っておきたい展覧会だったのだ。
高校時代に描かれた絵。
形も色使いも、女子高校生とは思えないし、
今に繋がってる何かを感じてしまいます。
この絵が一番気に入りました。
その頃のヌードデッサンも、なんかすごい。
美しさより生々しさを感じる。
ワシの憧れのグラフィックデザイナー、仲條正義さんともお仕事されてはったんやな。
広告業界の人間としても、行っておくべき展覧会でした。
漆塗りの器にまでのこだわり。
やはりファッションデザイナーの枠、飛び越えてる。
もう宇宙。
ちょうどええ夕暮れの時間にここに来れてラッキー。
DRUM TAOの舞台衣装。
一度、行ってみたいんよなあ。
来週、大阪公演あるんやけど、さすがに高いんよなあ!!
まあ、関わってる人数とか、衣装とか考えると、
暴利ではないんやけど。
果てしなく続くかのような煌びやかな作品。
この部屋には圧倒されました。
歌舞伎の語源、「歌舞く」から考えても、
コシノさんがデザインするのは、大正解やと思います。
すごく未来的でありながら、日本でしか生まれない作品、
しかもコシノジュンコさんにしか生み出せない作品、
本物のアーティストなんやなあ、と改めて思いました。
人間としてもおもろいし。
ときどきハードディスクに保存した、
「コシノ三姉妹、だんじりに岸和田に里帰り」の番組、
思い出したように観て、
大笑いさせてもらってます。
この展覧会は1月21日まで、あべのハルカス美術館で。