朝ごはんから映画愛を語る。映画って、ほんまええなあ!BBBムービー「映画の朝ごはん」。
こんな角度から映画愛を語られるとは思ってもいませんでした。
ワシも東京での撮影で何度か頂いて、
「シンプルなのに悪魔的に美味いなあ」と思ってた、
お弁当屋さん「ポパイ」の朝ごはん。
そのドキュメンタリー映画ってことで観に行ったのだが、
正直、「朝ごはんの話だけで二時間持つんかなあ」思ってた。
そしてら、朝ごはんのお弁当の話を起点に、
制作進行の仕事を通じて、映画の裏方の話が、どんどん広がっていく。
今現在の話から、昔の話まで。
一般映画とピンク映画で、集合場所が微妙に違ってた話など、
もう面白くて仕方ない。
瀬々敬久さんや黒沢清さん、山下敦弘や沖田修一さん、
大好きな監督たちや、大好きな映画のスタッフたちが出てきて、
それぞれ嬉しそうに、ポパイのこと、当時の映画撮影のこと、
今現在のことを語る。
映画って、こんなに愛されてて、
それゆえに情熱を注いでる人たちが、
歴史を作ってきたんやなあ。
どんどん変わっていってる映画制作の現場なんやけど、
今現在も、変わらないこともあるし、
同じように映画を愛してる若者が、いることも嬉しかった。
古い業界で、どちらかというと、パワハラ当たり前の
徒弟制度的な習慣も残る社会なので、
変えていかないといけないところも多々あると思うけど、
根本にある情熱みたいな部分は変わらないで欲しいと思った。
音楽もすごくええなあ、思って観てたら、
最後、演奏シーンが出てきて、知ってるミュージシャン、
服部さんがベース弾いてはったのには、ビックリ。
クレジット観てたら、同じNRQの吉田さんも音楽に絡んではった。
そうか、あの懐かしいような弦楽器は、吉田さんの二胡やったんや!
音楽としてクレジットされたた「yojikとwanda」さんは、存じ上げなかったが、
すごく気になったので、追いかけてみようと思う。
終わってから、たまたま同じ回で映画観てた冬支度の安田支度さんと話すると、
服部さんと吉田さん、前半でおにぎり食べるところが映ってたらしい。
観逃してた〜〜!
もう一度観たい映画なので、次観にいったら、見つけます!