「花と鳥の四季」展@泉屋博古館。

先日は野村財閥の野村美術館行ったので、
贔屓しちゃいかんと、
今日は住友財閥の泉屋博古館へ。
展覧会が「花と鳥の四季」で、
円山派、四条派の絵も多かったので、
京都国立近代美術館の復習にもなった。
狩野派とか円山派とかに比べると、
オーソドックスで、ある意味地味なんやけど、
土佐派の絵も、ワシ好きやなあ、思った。

泉屋博古館は、東山の麓、
永観堂の近くにあるので、
色づき始めた紅葉が、まあ卑怯なほど美しい。
たまたま月まで出てきて、
「なんか京都って、ずるいよなあ」と
思ってしまうのであった。

あと、同時にやってた中国の青銅器展が!凄すぎ!!
商って、昔は殷ゆーてた国やろ?
三国志どころか項羽と劉邦より、
ずっと前の!
横山光輝先生で言えば、「殷周伝説」の、その抗争の前の時代!

西暦で言うと紀元前11〜12世紀らしい、そんな時代の青銅器が山ほど残ってるだけでもすごいのに、
その造形や文様のユニークさ!
クオリティーの高さときたら!
ワシはミミズクが背中合わせに二羽いてて、
体中にいろんな動物の描いてる器が気に入りました。
足の部分もミミズクの足になってるし。
けど、こんな古い青銅器を、10や20やなく、
数百、展示してないのも含めると、
千くらい持ってるかもしれん、
住友さん、やっぱり凄いなあ!

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