白崎映美&白ばらボーイズ@グランドサロン十三。
昨日は、十三の老舗キャバレーで「白崎映美&白ばらボーイズ」の公演。
電子チケットとリアル紙チケット、選べたんやけど、
わざわざリアル紙チケットを送ってもらうくらい、めっちゃ楽しみにしてた。
その興奮がSNSへの連続投稿。
【14:00】
だ!

【14:44】
で、だ!


【15:53】
ほんで、だ!

15:53の投稿は、一部と二部の間の休憩時間やな。
よく行く映画館があったり、ライブ観にきたりで、
毎週のように来てる十三やけど、
この「グランドサロン十三」には、初めて来た。
味園ユニバースみたいに、イベントスペースとして貸し出してるのかと思ったんやけど、
壁の張り紙とか見ると、キャバレーとしても現役で営業中みたいや。
「白崎映美&白ばらボーイズ」は、映美さんが、山形県酒田にある、
東北・北海道唯一のキャバレー「白ばら」を盛り立てるために結成したグループ。
大阪でライブするのに、こんなにピッタリの場所も他にないかもしれない。
ほんま、来れてよかったです!!
ワシ、どうしても観たくて、以前、名古屋まで遠征したけど、
大阪で観るのはもちろん初めて。
それが、こんなうってつけの場所とは、ほんま幸せ!
味園ユニバースとも、ミス大阪ともちがうゴージャスさ!
めっちゃ昭和。

名古屋ライブの様子は、こちら。
舞台袖はないようで、客席の後ろから、バンドメンバーが入ってきて、位置に着く。
「えっと、これからチューニングを30分やります」
最初っから笑わせてくれるわ〜〜!

伴奏が始まり、やはり後方から、女王様のように映美さん登場!
この煌びやかなステージが合う合う!



もう半世紀近く、このステージの箱バンやってるかのような、違和感のなさ。
グッドオールドなスウィングで、最初っから踊り出したくなる演奏っすわ〜。
このダンサブルな演奏で「私の青空」とか、もうたまりまへんわ〜。



キャバレーのショーって観たことないけど、
きっと、こんな感じなんやろなー、と想像しながら観るのも楽しい。
追悼と敬意を込めて、八代亜紀さんナンバーを。
むせびなくサックス背景に、始まったー!客いじりー。





ほんま楽しいわー!
おお!ドラムの太ちゃんもフロント出て来て、
トライアングル叩いたり、ちょい芸、披露したり。
太ちゃん、こんなこともできるんや!

客もさすが十三ですわー。ええノリ。
ダンサーまで出て来て、フランス語に聴こえる優雅なシャンソンナンボー「群衆」は、
実はズブズブの酒田弁の歌(笑)



大阪弁も混じる酒田の民謡に乗せて、
メンバー紹介&ソロ廻し。
皆さん、上手いだけやなくて、
客を喜ばす術が、体の一部になってるかのよう。
ほんま、一級品のエンターテイメントですわ。
二部は白ばらボーイズ演芸ショーから。
自由劇場の方々もいらっしゃるので、
皆さん、何しろ芸達者!
手品や曲芸も、ただやるだけやなくて、
もれなく笑わせてくれる。
せやけど、なんで小次郎vs武蔵の対決の音楽が「鯉のぼり」やねん(笑)




二部の白崎映美さん&ダンサーズは、
可愛いピンクの衣装。




と思ったら、映美さん、一曲で早着替え、男装の麗人に。
これがまた似合う!
ワシ的には、ゴージャスなドレスより、
これが一番似合うと思ってしまいました。
なんか、すんません!




お!太ちゃん、奇声発しながら、ドラムソロ。
スキャットかと思ってたら、途中から「キガエマダカナ」て歌ってる(笑)
場繋ぎかよ〜(笑)ご苦労さんー。


なんとか、太ちゃん、持ったみたいで「ジャングルブギ」に繋ぐ。
いよいよクライマックスなのかな?




「月夜のらくだは泣いてるだろうか」で、しっとりした後は客も巻き込んでのダンスタイム。
ほんま圧倒的エンターテイメントですわ〜。
客席、たぶんほとんどが、元文化系不良たちのおじさま、おばさまたちやったけど、
皆さん、大喜びされたました〜。



最後はちょっとホロっとまで、させてくれて、
期待を超える大満足のショーでした。



ホールでも、ライブハウスでもない、
独特の一体感、
ほんま、ここでこのバンドでないと味わえない
最高の経験でした。
映美さん、白ばらボーイズの皆さん、
そして主催のキリコさん、
ありがとうございました!


一度、映美さんの地元の酒田でも、映美さんや白ばらボーイズ、観てみたいなあ。
おまけで懐かしいCMを。
映美さん、来月は、白崎映美&東北6県ろ〜るショーで、また大阪にいらっしゃいます。


こっちは、なんと無料!!
清水宏さんや良元優作くんのライブもあります。
楽しみや〜〜!