ムジカの旅路〜幻想旅館2024〜Colloid×リョカンダファミリア
日曜日は、連日のムジカジャポニカで、ワシの大好物の天国組み合わせライブ。
まずはcolloidから。
考えたら2024初colloidか?
ひろちゃんのソロのア・カペラから次第に音が増えていく。
大地が目覚める。と言うより、地球が開闢するのか。
この世界では神は、光ではなく「まず音楽ありき」と言ったのかもしれない。
そんな気になる始まりの音楽。
背景の赤に衣装の赤が溶け込んで、
音を聴いてると、なんかほんまに、
渾然一体となった形のない原初の世界から
五人が湧き出てきたみたいになって思えた。
新しい中国語で歌う曲、生で聴くのは初めてかな?
スケールのでかい風景が広がる。
これは大陸のイメージなのか?
colloidの音楽聴いてて不思議なのは、
地球規模のスケールのデカさを、よく感じるのだけど、
宇宙まで飛び出してしまうイメージにはあまりならんのよね。
きっと、colloidの音楽には、実際に生きている人間や動物や植物の視点や生命感があるから、
生き物が存在するかどうかわからない世界は描かないのかもしれない。
ある意味、誠実なモノづくりと言えるのかもな。
とかええカッコなことゆーてますが、MC始まると、
colloidのB面、うだうだ女子トークも相変わらず快調!
「世界が喧嘩しないために」みたいな話で喧嘩になりかかる(笑)
もうさすがとしか、言いようがないですわ。
イヌイットの言葉の曲、
初めや間奏で出てくるベースの同音程弾きまくりが、
現代音楽ぽくてカッコええなあ。
クロノスカルテットみたいなんよねー。
そして後半は、ポリフォニーにポリリズムが絡まったようなめっちゃ複雑や音なんやけど、
ただ聴いてれば、ただただ美しかった。
「夜の舟」は、何度聴いてもため息っすわー!!
天国組み合わせ、後半はリョカン・ダ・ファミリア!
最初からお祭り騒ぎやー!楽しい。
この二組の共通点は、MCが、わやわやってことか。
まあリョカンダにはグッチさんがおるから、
いざとゆーときの安心感はあるな(笑)
グッチさんがかんちゃん遊ばせてる間は、大丈夫、まだなんとかなるはずなんやろな(笑)
もうかんちゃんのわやわや具合は、ワシ、けっこう期待してて、
「このままで!上手くならないで!」と思うくらい、
わやわやなりの完成度!
不思議なかんちゃんスタイルで進化してるんやな。
今日も笑わせてもらいましたー。
で、演奏も、聴くたびに進化してる。
このふかふか具合、起きながら、寝てるような気分になる。
「まどろみ」という言葉に、世界で一番近い音楽なんかもしれない。
イタリアの、柔らかくて、優しくて、日差しがあったかい映画観てる気分。
いつからかなー「かっとばせ送迎バス」で、
よく出てくるフレーズの終わりの「ラッチャッチャー」てとこ、
錦鯉の長谷川さんが「こんにちはー!」て、
両手で迫ってくる絵が浮かんでくるんやけど(笑)
ボンボヤージュのメンバー紹介&ソロ回し、楽しいー!
アッキーを煽りまくるグッチさん(笑)
どんどん盛り上がるベースソロ。
アッキー、辞める説を否定するまで、続けさせられました。
よっし!これでメンバー安泰す(笑)
柔らかい曲も賑やかな曲も、基本的には、
かんちゃんの笑顔の上に乗ってるんやなあー、と思う。
今回、一番「変わったなあ」と思ったのは、
志生太くんのドラム。
今までより、ずっと、のびのび叩いてるのに、
ちゃんとバンドの音の一部になってた。
若いから、日々進化してるんやなあ!
最後の最後、決め台詞までMCミスる女将かんちゃん、
もう、余計楽しくなるやん!ナイスミス!!(笑)
うおー!アンコールは、colloidもステージに!
すげえ人口密度!
ステージ乗り切れてないけど(笑)
曲は、「また会う日まで」。
なる早でお願いしまーす!
で、この日は、ひろちゃんの誕生日。
で「ハッピーバースデーひろちゃん」。
なんかちょい泣けてくるのは、なんでやねん(笑)
ワシは。この日、たまたま持って行って、
ひろちゃんに渡した「マナティ番組詰め合わせセット2枚組DVD」が、
ええ誕生日プレゼントになりました、、のか?
いやあ、ええ音楽に溢れた、楽しくて、嬉しくなるライブでした。
おまけで、安友子さんと志生太くんのツーショット。
親子みたいに見えますが、素晴らしいパーカッショニスト二人のお話しやと思われます。
おまけ2。
Colloidニューアルバム「間(あはひ)」の書き初めっす。