タケダ2000GT、カニコーセン、とんちピクルス@ザンパノ。

連休中日、最終目的地は、前日の最終目的地やった、
サロン・ド・毘沙門から数百メートルのザンパノ。
ほんまに元田中に通勤ですわ〜。

この日は、とんちさんが「ちょっと二人がすごいので、やらずに観てたいんですよね〜」と
いうくらいの、ワシ的には、すごくゴージャスな組み合わせ。
まずは、とんちさんがオープニングで数曲。お!聴いたことない曲も!ラッキー。

で、久しぶりのタケダ2000GTさん。
なんか少し今風になった高田渡さん、と言うか、
日本人になったジョナサン・リッチマン、と言うか、、、。
すごくいい!
久しぶりやったけど、「ああ!こんなに良かったんや!」と思うくらい、いい。

声とメロディの存在感を感じる音楽、
歌詞に枯れた味わいも漂ってて、めっちゃ好き。

なんか真面目タイム終わって、
おふざけビジュアル系バンドタイム、始まるらしい(笑)
エアドラムにコウジ(とんちピクルスさんです。)
エアドラムのスティック、箸にして、お客さんのツマミを奪う(笑)
ポイントポイントのコーラス!むちゃくちゃおもろいやんけ!

続いて、シゲがスピードのために書いた曲(笑)
確かになんかスピードっぽい。
まあスピード、あんまり知らんのやけど。
歌詞もめっちゃおもろいわー!(笑)
結果的になんか軟式GLOBE、思い出してますわー。
おもろさに気を取られがちですが、ギター、むっちゃええです!

長渕剛風の曲「薬院中央ステーション」(笑)
長渕さんの曲を想像して、それをカバーする、というアイデアも、
既に面白い。
確かに長渕さんって、小技も含めて、こんな感じかも。大爆笑!
まあ長渕さんも、ワシよう知らんのやけど(笑)

こんだけ笑わせといて、ラストは、しっとり泣ける曲で〆るとは!
なんや口惜しいなあ(笑)

そして、お経か声明かわからんもんが聴こえて来た。
カニコーセンくんの登場である。
なんだか来る途中に観た大文字山の上の満月の話から始まる(笑)
この日のカニくん、めっちゃええリズムで突っ走ってる感じ。
ハーモニカ間違えたりも、笑いを呼ぶええリズムになってる。
笑って泣いて、松竹新喜劇のようなライブやわー。

とんちさんがカニさんに教えた曲「光輪」は、
テニスコーツの植野隆司さんの曲らしい。
めっちゃええ曲。
で、カニくんの声にすごく合ってる。
寂しさと温かさと、孤独と人恋しさと、満ち足りた気持ちが、
呉越同舟でやってくる。

とんちさん、カニくんにこの曲、教えてくれてありがとうございます!
カニくん、この曲カバーしてくれてありがとうございます!
そして植野さん、この曲作ってくださって、ありがとうございます。

次第にテンションが上がって来たのか、
「酔いが覚めたら、、」が、すごかった。
ギリギリで生きてる、歌うことで、なんとか生きてる、
カニコーセンくんのライブ観てると、そんなことよく感じるんやけど、
この日の「酔いが覚めたら、、」は、それがマックス超えてるくらいの、
すごい演奏やった。

最後は、とんちさん、タケダさん、出て来て、
新企画「また会う日まで」しりとり、なんやそれ!(笑)
おもろいのかどうかも、ようわからんまま終了。

そしてトリはとんちさん。
「夜風」から。
やはり二人の後でやりにくいらしい(笑)

「夢のあと」が、むっちゃ良かった!
この曲、ワシ、だんだん好きになって来て、
今や、一番楽しみな曲になってる。
「そろそろ時間が来たよ」という何気ない言葉が、
この曲の中では、すごく寂しいフレーズに聴こえてくる。
言葉って、不思議やなあ。

「ジュークボックスベイビー」、確かに聴きようによっちゃ、
ちょっと明太ロックっぽい気もするなー。

なんか「夢の中で泣いた」がいつも以上に響いた。
誰もワシのことを知らない町に、
置き去りにされたような気分になってしまって、寂しくなる。
けど、その寂しさが、ちょっと懐かしく感じたには、
ここがワシが学生時代を過ごした町だったからかもしれない。

ここだけの話ですが、
ウクちゃん、インプの毛を剃ったことがあるそうです(笑)

ワシの隣にカニコーセン好きの女性座ってて、
タケダさんもとんちさんも初めてやったらしいけど、
めっちゃ受けてはった。
マンタッチは、体乗り出して聴いて、
大笑いしてはった。
なんか嬉しかったな。

ほんま、充実したライブで、3組やったけど、
フェスを観たような、満足感に浸っていた。

この日はとんちさんが大阪まで帰るというので、
「一緒に帰ればええか」と思って、
油断して、わあわあ、ゆーてたら、
とんちさんが、スッと帰ろうとしてた。
焦って、追いかける。
検索すると、京阪の最終特急の時間だった。
ああ!とんちさん!ありがとう!

今度は、大阪でこの組み合わせでやってもらって、
帰る時間気にせず浸りたい、と思う、すごいライブであった。

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