映画「ロビンソンの庭」デジタルリマスター版。

七藝で観てきた。

ワシ的には昔初めて観た時のゾワゾワには敵わなかったが、
それは2回目だったこと、ワシがオッサンになったことが
大きいだろう。
しかし、やはりデジタルリマスター。
この映画の命である色彩の鮮やかさは
オリジナルより、さらにアップしていた。

これはオリジナル版の予告編。

廃墟を覆う緑の暴力、薄汚れた建物にのさばる鮮やかな花々。
こういう美しさは、ワシの好みにぴったり一致するなあ、
と思ったが、
もしかしたら、ワシ自身、美しさの基準の元には、
この映画があったのかもしれんなあ、とも思った。

それにしても、出演者がすごい。
キャストを引用すると
「クミ:太田久美子 キイ:町田町蔵(町田康) ユウ:上野裕子 マキ:CHEEBO オト:OTO エリカ:坂本みつわ ボン:IZABA ヨー:横山SAKEVI シュン:溝口洋 レストランの客A:利重剛 レストランの客B:室井滋 レストランの客C:田口トモロヲ」
ここには書いてないが江戸アケミまで出てるのだ。
創世記の日本のパンクシーンのオールスターズやないか。
ましてや音楽もじゃがたら。
すげえなあ。
けど、エンディングテーマがチャンプルーズの「花」やったのは、
すっかり忘れてたな。

これのリメイク版つくるなら、
主役はあふりらんぽのオニちゃんしかおらんな!
と、訳もなく確信した。

余談ながら、始まる前、後ろから、トントンと肩を叩かれた。
ムジカにときどき入ってて、
土曜は、中崎町のナベルの入口で居酒屋やってる
しゃきチョンであった。

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