「旅と、友達と、自転車と」HASH GUMBO FLOWERS、０点、スワップバザー、jaaja、石丸だいこ、ポン骨兄弟＠加古川ソトノマ。

昨日は、初めて加古川にライブを観に行った。
ライブでよくお会いする片山さんが頑張って主催されてて、お誘い受けて、
出演者もいいので、楽しみにしながら、JR東西線〜神戸線で向かう。
前の日の大雨と打って変わって、めっちゃええ天気。

ワシのとって、加古川というと、カニコーセンくんの町。
今回は、カニくんの出演はないけど、
会場もカニくんのブログに登場するとこやし、
なんとなく、空気を感じれそうな気がして、
それも楽しみだった。

行きの電車の中で、手の甲に、携帯番号書いてる人、おった。

街角の個人情報保護法違反。

ええ感じの海。ええ感じの二人。

初めて行く場所なので、加古川駅からは、Googleマップさんのお世話になる。

ええ！こんなええ感じの路地選んでくれるんや！
Googleマップさん、AIでワシ用にカスタマイズされてるんやろか。

アーケード商店街も活気がなくて、
ええ感じにのんびり寂れてます。
確かに諦めムード、漂ってます。
カニコーセンに偽りなし！

会場に着く。
ええ感じの場所やのお！

向かいは、廃墟となった、なんかの商店、
その奥に建設中のマンションかなんか。
ああ、もうここは、間違いなくワシが想像してた通りのカニコーセンの町や！
カニくんが、かんのこ持って歩いてる町や！
と、誰にも言わず、心の中で叫び倒す。
あ、誰かについ言ったかも。

あ、前置き、長すぎましたね。
すんません。
では、ライブの感想です。

オープニングは「HASH GUMBO　FLOWERS」、
気になってるがまだ行けてない、千里丘の「HASH」というお店の方と、
その常連さんのバンドのようだ。
このイベントのために組んだのかな？

セカンドラインのハッピーな歌で始まる。
さすがガンボを名前に入れるだけある！
で、「魚ごっこ」「トンネル抜けて」と続く。
うむ、ブランディングできとー。（播州っぽくゆーてみた）

どうやら筋金入りのどんとファンらしい、
次の曲は「カーニバル」。
曲の間の「イエー！」て声まで、どんとっぽい（笑）
ラストは清志郎さんの「いいことばかりはありゃしない」。
なんか無茶苦茶、楽しそうに練習してるんやろな、
というのが伝わってくるカバーバンドでしたー。

噂には聞いてたけど、観るのは初めての「０点」。
お〜〜！jaajaのゆーにゃん、ウドべ弾いてる。
ええ音出してる。

ハモり方が、さすがにゆーにゃん！
むっちゃええ！
カッコええけど、楽しくもあって、
子どもも喜びそうな音！

初夏の天気のいい休日、昼過ぎに、
似合いすぎるくらい似合う音。
「０点」は、100点満点でございました！

お！「アローンアゲイン」、
これってbikkeさん訳かな？
（あとでゆーにゃんに確認すると、そうでした。）
ゆっくり跳ねながら歩くようなリズムから、
次第になだらかに広がって行く。
むっちゃおもろい展開。
訳はbikkeさんでも、音楽は、０点オリジナル。
フワフワしてるけど、ちゃんとオリジナルの音を持ってるバンドやな。

女の子なんて、男の子の子なんて、って歌詞の曲、
ちょっと「G.yoko」さんの曲、思い出す。

めっちゃ良かったんやけど、
二人とも歌詞が完全にぶっ飛んだようで（笑）、
もろもろ省略して、後半へ続く。

お〜〜！ダブルカズー！！
楽しいわー！
MCも飄々としてて、肩から力抜けてて、
ワシの好きなゆるゆるテンション。
ええバンド、見つけましたわ〜〜！

そして、久しぶりのスワップバザー。
ワシ、このケイジャンにも、ケルトにも聴こえる、
ひょっとしたらテックスメックスかもしれんような、アコーディオン、
むっちゃ好きなんすわー。
乱暴やけど優しくて、隙のある音、ええんすよねー。

スワップバザー聴いてると、
なんとなくウエールズの映画「フィッシャーマンズソング」の、
元ネタになった漁師の労働歌、思い出すのよなー。
そんなに似てるわけでもないんやけど。
ケルトっぽい曲をユニゾンで楽しくやってるからかな。

「ライク・ア・ローリングストーン」の替え歌、
めっちゃ良かったっす。
ちょっと「どんと」入ってる感じがたまりませんでした。

「カーニバル」は、めっちゃアイリッシュのダンスソングっぽい。
ボーカルの片山さんの息子さんが手伝って、観客も歌う（笑）
むっちゃ手作りイベント感！！ええわ〜。

そして、トリはjaaja！

なんか、もう始まった途端、やばい。
泣きそうになる。
初めて聴いたときから、この気持ちは、ずっと変わらない。
この気持ちが、どこから来るのかは、わからないけど、
毎回、同じスイッチ押されて、
同じように涙が出そうになる。
こんなバンド、他にはない。

しまった！餡ベーグル食べてるタイミングで、
ゆーにゃんがうんこの話、し始めた！
あんこ食いながら、うんこの話、聴いてました（笑）

石丸だいこさん、ポン骨兄弟、ほんまjaajaのステージは楽しい。

どの曲も「生きてる感」がすごいんやけど、
やっぱり「ゼロ」は、それが最高潮で、
体が動き出す。
生きてる証拠を感じるために、体がダンスを踊りたがっている。

そして「パレード」！もう最高！
jaaja初めての人多いし、子どもも多いけど、
すごく盛り上がってる。
jaajaが伝わってる！
音楽も嬉しいけど、そのことも、めっちゃ嬉しい。
「な！ええやろ！jaajaええやろ！」

おお！アンコールでキノくんがウドべを！
地元の老人会でやった「上を向いて歩こう」と
「ああ上野駅」（笑）
ニノちゃん、こんな曲も、ちゃんと暗記してるんや〜〜！

ラストは「マッコウクジラとホルスタイン」。

ほんま、jaajaだけでも、このイベントに来る価値ありでした。
けど、他も全部、ほのぼの楽しかったし、
べーグルも、かばくんカレーも美味しかったし、
鳥取から来てる人、ムーチョくん、べっしょさんに、
カニ系の人々、いろんな人と話せたし、
スワップバザーの木村さんや、jaajaのほしこさんとも、
久しぶりに話せたし、
０点、見つけたし、
ほんま、言うことなしのイベントでした。
片山さん、ありがとうございました！
お疲れさまでした。

せっかくなので、違う道で帰りましたが、
帰り道も、なかなか楽しかったです。

そして、やっぱりかじりつきで海を観てしまうのでありました。