夕凪25周年ワンマンライブ@ムジカジャポニカ 。

昨日土曜日は、夕凪25周年ワンマンライブ!!
もちろん、ムジカジャポニカで。

ツインドラムが小気味よく
空間と時間を切り刻む。
ベースは地響き立てる。
オルガンはときどきプログレみたい。
ギターはちょいとエロい。
そして、せい子さんは、裸足で
本能のままのような裸の歌を
溌剌と歌う。
夕凪はロックバンドなんやな、
と改めて認識する。
それもカッコいいロックバンドや。
と思っとったら、せい子さんがMCで言う。
25年ほど前のせい子さんの歌い方を
完コピしてはったらしい(笑)
道理で若々しい感じなはずや。

せい子さんのオノマトペは独特や。
「ダディダディダ」や「ボ、ボ、ボ、ボ」で
曲が進行して行き、シーンが変わったりする。
こう書くと不思議な気がするが、
聴いてて全然不自然じゃなく、
まったく自然なのは、
独特だけど、的確なので、
知らん間に納得して
聴いてるからなんやろな。
ちゃんと意味があるし、
なんとなくワシにも伝わってるので、
スキャットではなく、
オノマトペなのだ。絶対に。

「赤い帽子」は、なんか70年代な
感じのする曲なんよねー。
オルガンが、もうジョン・ロードで
かっこええなあ。
仲井信太郎くんが言うには、
「なんか曲によっては
ジェファーソンエアプレーン
みたいでしたね!」
なるほど!!

二部は、目をつぶって聴いてみたりした。
わ!なんか宇宙をふわーっと
浮遊してるような気分。
目開けて聴いてるのと、
風景が変わっておもろいなー!
せい子さんと鍵盤の山川さんとが、
ずーっとハモってる曲があって、
より浮遊感があって、
さらに気持ちよくなりましたよ!

そして曲によっては、すごく今日的で、
確かに2019年の音やなあ、
と思う曲もある。
つまり夕凪は、活動期間は満25年だが、
音的には1970年代から2019年の現在まで、
約50年間くらい、
どの時代にも存在してるバンドなんやな。

お!せい子さんがジャンベ叩くの、
初めて観た!!
なんかめっちゃハマってまんがな!

ラストはやはり「イメージの木」!
大好きな曲。
言葉回しの速いサビの部分から
「今日もいい天気」で
ストンとまとめるところ、ゾクゾクする!
マーチングドラムみたいな太鼓の音も好きやし、
なんかキラキラした音が溢れてるギターも好き。
山川さんと山崎さんのコーラスも好き。
そして何よりせい子さんの
ボーカルがたまらんくらい好き。
せい子さんらしさがいっぱい詰まった
ほんま名曲ですわ!

アンコール、喉から火吹くんちゃうか?
ゆーくらい張り上げて歌った後、
ラストに「野の人の野の歌」
持ってきはった。
ジーン!ジーン!ジーン!
やっぱり好きやぞ!夕凪。
大きくて、地面から生まれてくるような歌声。
素晴らしかったです。

夕凪、次に観られるのは、
5月3日の祝春一番ライブですが、
その前日、ムジカで公開リハーサル
やるみたいです!!

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