映画「NO SMOKING」。
題名に反して、タバコ吸いまくりの映画でした。
やっぱりええなあ、細野さん。
すごいなあ、晴臣さん。
ものすごくいろんなこと、して来てはるけど、
ずっと同じこと、して来てはるようでもある。
その揺るがないものってのがトレイラーでも言ってる
「自由」ってことなんやろな。
本当に自由でいることは、
実はすごく努力のいることなんやと思う。
不自由の波に巻かれる方が、よっぽど楽なんだろうけど、
細野さんは、自由を貫き通してはる。
自分の気持ちに無理のあることはしない。
それも、きっと自由のため。
そんなことやってるのに、
常に軽やかで、ユーモアを伴っているのが、
洒脱で、大人だ。
あんな大人になりたいなあ。
場面は、子どもの頃の写真から、現在に至るまでと、
最近のワールドツアーとが、行ったり来たりするけど、
細野さんの自由な風に吹かれていれば、
ややこしくなんて全然なく、自然に頭や心に届く。
言葉だけやなく、その時代時代の音楽、
そして現在の音楽が、言葉以上に
説得力を持ってるからなのだろう。
ワールドツアーの映像では、伊藤大地さん、
出まくりなのも嬉しかった。
本編のエンディングは、大地さんの口笛で終わった。
大地さん、ええ仕事してはる!!
映画館で思いがけない人に出会ったが、
誰に会ったかは、内緒です(笑)