玄関チャイム恐怖症。
実はワシ、玄関チャイム恐怖症です。
就職したてで実家の2階に住んでた頃、
中学校の同級生で受験に失敗してメンヘラ系になってもた奴に
朝に夜に尋ねられて、
関係代名詞や微分積分の話、十字軍の話、
時には国民保険の期日を教えられたりして、
こちらもメンヘラになりそうで、チャイムが鳴ってもワシは一切出ないで
おかんに出てもろて居留守使ってました。
ある日、家に一人でいるときに、玄関チャイムが!
パニクッたワシは布団かぶってジッとしてました。
すると、何かの割れる音が…。
恐る恐る一階に下りたワシが目にしたのは、
窓ガラスを割って今にも侵入しようとする泥棒の姿でした。
同時に向こうもワシの姿に気付いたようで、
そのまま窓を越えずに逃げてくれたから良かったですが、
もう少しワシが遅れてて、部屋に入られてたら、居直られたかもしれん、
と思うとワシはその場にヘナヘナとへたり込み、
しばらく警察へも連絡できませんでした。
それ以降、チャイムが鳴ると出るのも怖いし、出ないのも怖い、という
玄関チャイム恐怖症が完成されてしまい、未だに玄関チャイムにはびくつきます。
客が来るとか、宅配便が届く、とわかってるときはいいのですが、
それ以外のチャイムは、メチャクチャビビります。
寝てるとき、チャイムが鳴った気がして、
飛び起きてしまい、こっそりドアスコープから覗いて安心するも、
ずっとチャイムの幻聴が聞こえて、寝不足になったり…。
だから宗教関係の方、訪問販売の方、うちだけは避けて通ってくださいね。
お願いだから。
…てことをここで書いても仕方ないか。
昨日、久しぶりにチャイム幻聴で2回ほど起きたので、思い出した次第です。
この話で思い出す曲は、メン・アト・ワークのこれ。