映画「立候補」。
先日、映画「立候補」を見た。
ただの泡沫候補やと思ってた「マック赤坂」の
姿勢に最後にはこみ上げてくるものを感じた。
当選することがないのは、誰の目にも明らかなのに、
その蟷螂の斧で立ち向かう姿を誰が笑えるというのか。
政策はともかく、あの姿勢を笑うことは、
映画を見終わる頃にはできなくなっていた。
みんなに見て欲しいのでネタばれになりそうなことは伏せておくが、
街頭演説で自民党とかち合わせたシーンで、
群衆の中からマック赤坂さんに罵声を浴びせる人に、
息子さんが言い返すシーン、
目頭が熱くなった。