コール&レスポンスが苦手。

今日感じたことを忘れないうちに書いておきます。。
メモみたいなもんだと思って下さい。(怒らないでね!)

今日の神戸西元町の「のらまる食堂」での鈴木常吉さんのライブは、
すごく、奇跡的なライブだった。
みんなが、鈴木さんと一人一人、自分の気持ちでやり取りして、
結果的には、全体が盛り上がっていたから。

ワシは、観客同士が繋がるライブってのが、どうも苦手なんです。
そして、観客同士が繋がるために、
ミュージシャンがどこか気を使ってるライブは、かなり苦手なんです。

今日は、みんな一人一人鈴木さんと向き合っていた。
それは鈴木さんが仕向けたことかもしれんけど、結果、盛り上がった。
そういうのが、「好きやなあ」と思うのです。

その反面、観客同士が、初めから「繋がろう」としてるライブは、
なんか苦手なんです。
ワシは繋がりたくてライブ聴きに来てるわけではない、
ってことなんでしょうか。
観客同士の横の繋がりなんて、クソクラエ、とホンマは思ってます。
別に知らない人と手をつないで体を揺らしたいわけでもないし、
そんなことに金払ってるわけでもない。

そりゃ、ワシも横にいる人が「け!つまんね!」って顔してるよりは、
「楽しい!」って顔してる方が、嬉しいけど、
そのためにワシが手拍子したりするのは、「嫌だな〜」と思うんです。

だからコール&レスポンスが、基本的には苦手。
「なんで、一緒にやらなあかんねん」と思ってます。
「笑っていいとも」の観客やないんやから。

そういうのを求めて来てる人を否定するわけではなく、
それぞれに楽しめばいいとは思うんですが、
「巻き込まないでくれ!」とは思うのです。
そういう人たちは、人を巻き込みがちなので、
結果「苦手」と思ってしまうわけです。

ちゃんと一対一で音楽聴いてれば、いくら盛り上がってもいいんすが、
横繋りを優先されると、音楽が脇に置かれてるような気分になるんすよね。
まあ、盆踊りとか、音楽にそういう側面があることもわかってるんですが。
「何が何でもこう聴け」みたいに言われると、「なんで?」と反発してしまい、
自分自身も音楽が耳に入らなくなってしまうのが、一番悲しいことなんですよね。

今日は、本当に誰も横に気を使わず、鈴木さんのことだけを見て、
そして鈴木さんを「いい」と思って、アンコールになった。
と、感じた。
だから、思った。
「素晴らしい夜だった。」

まあ、つまり、そういうワシのなんとなく思ってることが、
きれいに現れた、本当に素晴らしい夜でした。

のらまる食堂の、スキッ歯のおっさん!
ありがとうございました!!

これのコメント欄に非常にためになるコメントを頂きました。
リンクさせて頂きます。(20210213記)

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