映画「トロッコ」。

映画「トロッコ」観了。
芥川の小説の主題を残しつつ、
引きずられ過ぎることなく、
うまくまとめた小粒だけど、気持ちのいい映画だったと思う。

家族というテーマ、戦中戦後の日台関係を絡ませながら、
誰もが傷を抱えながら生きている。
みんながみんないい人過ぎるのが、少し気になるが、
懸命にもがく子どものいじらしさ、
台湾の山中の美しい自然、
川井郁子さんのバイオリンの情感を伴った透明感が、
それに目をつぶっていいか、と思わせるくらい
爽やかな印象を残してくれる。

もうひと海越えて、台湾まで行ってみようかな、
と少し思った。

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