ムジカの福〜ふちふなエット。

昨日は、心温まるライブを観に、ムジカへ。

まずはEttさん。
ほら、もう一曲目から、こんなにホッコリ。

こんなに柔らかく、こんなに優しい。
二人は普段、社会と隔絶して、農業に勤しんでるらしく、
騒動の影響もあまり受けておられないのか、MCも、ほのぼのそのもの。和らぐわー。

さゆりさん、喋りまくってます。音楽は4分55秒くらいから。

名古屋の芸妓の歌や、肩から下げるでっかい太鼓叩きながら富山の薬売りの歌、
こういう伝統歌の発掘もEttの好きなとこやなあ。
ただ古い歌を拾うだけやなく、今でも響く歌を選んでるところが、
博物館に納まった音楽ではなく、今の時代の市井の音楽であるところなんやなあ。

この騒動中に作ったという新曲「おかずがないから米だけ」って歌詞の歌、サイコーでした。
「愛の砂嵐」は、ギターの渓さんもボーカル参加。

Ettの音楽にはユーモアがあって、それがまたほのぼの感を増幅する。
ほんまなんかひだまりのような音楽やなあ。思いました。

船戸さんのTシャツ、今日は「あふりらんぽ」です。

ということで、次はふちがみとふなとさん。
なんか今日の船戸さん、攻めてる感じやなあ。
つーか、考えたら、いつもほのぼのに見えて、一皮剥けば攻めてるのかもしれない。
純子さんも、安定してほのぼの楽しい。でもやっぱり一皮剥くとどこかパンク。
やっぱ好きやわー。
昔、大谷氏の音楽に「ほのぼのパンク」ってタイトル付けたけど、
ふちふなもほのぼのパンクやなあ!

沖縄のみんなの歌でやってるらしい「悲しきマングース」、
哀愁漂うんやけど、同時にユーモアも漂うなあ。
純子さんの声が沁みるわあ。

おお!ワシの大好きな「日時計」。
年内には発売になるらしいニューアルバムも「日時計」というタイトルらしい。
つまり、今までライブでしか聴けなかったこの曲が家でも聴けるってことやな!嬉しいー!

初めて聴く越路吹雪さんの歌、穏やかやけど、なんかすごい内容やなあ!
ふちふなラストの曲、やっぱりふちふなって、パンクやなあ!と感じる展開!満足。
あ、ちょっとだけ残念は、今日の日曜美術館が
「WALK ON THE WILD SIDE」ってタイトルやったんで、
それをちょっとやって欲しかったな。でも十分楽しかった。

そして、やったー!ふちふな&Ettの共演。
ああ、もう柔らかくて、光に満ちてて、澄んでて、
最高です。幸せです。

モロ諸岡さん作詞、船戸さん作曲の「精神年齢十四歳」。
「靴片方ない、記憶ない」、、これ、ワシのことちゃうの??
耳が痛いけど、楽しい!

精神年齢十四歳は7分30秒くらいから。

ラストは純子さん作の「ワルツ」。もう、たまらん。
美し過ぎて、嬉し過ぎて、泣けてきそうな気持ち。

もちろんアンコールなんだけど、全部やり切って残ってる曲なくて、
ステージで相談(笑)
けどリハなしとは思えないめっちゃ楽しい演奏で終わってくれはりました。

でも観客の容赦はなく、ダブルアンコール(笑)
曲は決まったものの譜面がひとつしかなくて、船戸さん移動(笑)
ほんまに、初見でやるんや(笑)困る船戸さんの顔をドアップで(笑)

終わってから、ふちふなさんに「アンコールで『唄う人』
やってくれるかと思いました。」ゆーたら、
「あ!それがあった!」言わはった。
リクエストすれば良かった!
残念。

おまけで、ワシの真前に座ってた人、気持ち良過ぎたのか、
後ろから見ると頭のない人のようだった。

今日は、観客席に嬉しいビックリがあった。
チェリー・タイフーンちゃんが来てたのだ!
純子さん、さゆりさん、チェリーちゃんの3人で撮った写真、
全部載せておきます!

噂で心臓を悪くして、ダンサーを辞めたらしい。
今は沖縄で療養生活してるらしい。
とは、聞いていたが、ずっと会えてなかったんで、めっちゃビックリ!
数年前、倉吉で会って以来やな。
元気そうで、本当に良かった。
聞くと、元気にはなったけど、やはり心臓に負担がかかるので、ダンサーは辞めて、
沖縄と香川の二重生活をしてるらしい。
「沖縄はどこに?」と聞くと「識名です」。
「識名っていうと『てんtoてん』って沖縄そば屋さんがあるねえ」と言うと、
「そのすぐ近く!」って言われてビックリ!
ああ、なんか嬉しいなあ。
今度沖縄行ったら、連絡してみよう。

いやはや、嬉しすぎて、気がついたらEttのさゆりさんと二人になって、
小さき酒豪、さゆりさんに潰されて、またまた酩酊して、
「精神年齢十四歳」の歌のとおりになってしまったんであった。

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