二日連続、倉地久美夫。

昨晩、今晩は、倉地 久美夫さん祭り。

昨晩は音凪さんでとんちピクルスさんとの対バン。
福岡のお二人を大阪で見られるとは嬉しいなあ。
知らなかったけどお二人、古くからのお知り合いだそう。
そう言えば、倉地さんを教えてくれたのはとんちさんだったなあ。
先攻はとんちさん。
とんちさんは今年マンスリーで音凪ライブやってるので、
お客さんも半分くらいは馴染みというか、
チーム感ができてきて、なんだか和気あいあいなライブ。
けど、対バンが倉地さんだからなのか、
なんとなくいつもより攻めてる気がする。

「ウクレレの先生」は名曲やなあ。
音凪さんでは「ま◯こにタッチ」のときは、
ワシが「やってなーい!」と叫ぶのが
恒例になってるのだが、
いまだに少し照れてしまう。
照れ隠しにでかい声で叫ぶ。

https://www.youtube.com/watch?v=fkt18VX1mXE

後攻めは倉地さん。毎年、夏に大阪に来てくれる。

倉地さんの声の存在感が好きだ。
何にもないガランとした空間に、
声だけが存在してる感じ。
宇宙空間を声だけが、突き抜けて
耳に飛び込んでくるような気がする。
ふちふなさんの「アットホーム」のカバーがすごく良かった。
もともと好きな歌ってこともあるんだけど、
倉地さんの声にすごく合ってる気がする。

アンコールは二人で「ラブストーリーは突然に」(笑)
これが絶品!

とんちさんも、元々アバンギャルドなとこあるんで、
楽しそうに、ウクレレをノイズっぽく弾いてて、
めっちゃカッコよかったっす!

アフターライブの話も楽しく、気がつくと2時過ぎ。
始発まで時間を潰すという方が二人もいたので
「ならば」と我が家で、
アフターライブ延長戦をしてしまった。

当然今日は二日酔いだが、
これは行かねばならん!
雲州堂へと向かう。
今晩は、倉地さんが内橋和久さんと外山明さんとの共演なのだ!
この三人が揃う。どんな音楽なのか。
始まった瞬間からドキドキしっ放しだった。

あの倉地さんの声が、雲州堂に響く。
雲州堂の音、もしかしたら大阪で一番好きかもしれない。
倉地さんにも合ってる。
柔らかく果てしなく声が広がっていく感じ。
そこに内橋さんの自在なギターが絡む。
メロディーでもなくリズムでもない感じなんだけど、
「あーなるほど!倉地さんの音楽には、こういうギターなんや」
と妙に納得してしまう。
そして外山さんのドラム!むちゃくちゃかっこいい。
思うがまま叩いてるようにしか見えないが、
倉地さんの歌を、より高い空間に掘り投げてるみたいな気がした。
キヨくんが言ってたけど、
全体に無駄な音がひとつもないって感じのすごい演奏だった。
あー!気持ちいい!

二部は、内橋さんと外山さんの二人から始まった。

これがまたカッコ良い!
即興なのに、これまた無駄な音がなく、
相手がどう出るか、もう知り尽くしてるような演奏。
こんな極上の即興演奏、そう出会えるもんやないと思う。
そして倉地さんが加わる。
ホントにこのトリオは今日リハしただけなのか。
三人とも、ずっと長い間やってたかのような
息の合い方だと思った。
というか、ぜひアルバムを作るくらい一緒にやってほしい、と思うライブだった。
そのアルバムには昨日も今日もやってくれた、
勝新の「ごめんね坊や」をぜひ入れてほしい。
めっちゃ記憶に残る演奏やった。

企画してくれた音凪さん、ほんまありがとうございます。
お疲れさまでした。

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