やり過ぎリハビリin京都その⑥嵯峨野駆け足。
さて、祇王寺を後にした時点で15時過ぎ。
福田美術館は17時閉館。さすがにもう寄り道はできない。
サクサクと進む。
ああ、二尊院、常寂光寺、行きたいメモに保存してる場所が続く。
やっぱりうかつに嵯峨野に来るとなあ。
「今度はちゃんと計画しよう」と思ったけど、
この行きあたりばったりの感じも、何が起こるか分からなくて、すげえ楽しい。
ああ、落柿舎。
ここも来たかったところ。
まあ、ここは、俳人、向井去来の小さな庵だから、寄ってっても大丈夫か。
ああ、狭いけど、居心地ええやないか。
けっこうのんびりしてしまった。
ほんま急がねば。
嵯峨野と言えば、竹林。
まあ、ここをゆっくり通るくらいは大丈夫だろう。
丁度山陰線が通る。
これはこれで、てっちゃんとしては、嬉しい。
新しくできてたのかな?
竹林の中を鑑賞できるサークルみたいなとこも、
駆け足で一周。
山陰線を越えると、野宮神社。
小さな神社なので、お参り。
(今「のみや神社」と打つと「呑み屋神社」と変換された。そらそやな。
正しくは、読みは「ののみやじんじゃ」)
さあ、この竹林を抜けると、もう嵐山の中心地だ。
あ、思ったより、早く着けそう。
こっちの竹林も行っとくか。
多分抜けられるやろう。
…自分が方向音痴なのを忘れてた。
こっち行くと、嵐山との間は天龍寺の寺域がある。
地図で考えれば分かるはずやのに。
だいぶ疲れもあって、体力的にも時間的にも、戻るのはしんどくなって来た。
天龍寺の北門で聞くと、正門に抜けられるらしい。
入場料500円は、少し痛いが、通行料として払うことにする。
もちろん、少しは元を取ろうと、駆け足ながら花や庭は見て通る。
庭もやはり素晴らしい。
有名な曹源池に見とれていたが、写真撮ろうとすると、
西日のきつい、ド逆光で時間のことを思い出す。
「天龍寺に来たら時間かかる」と、10年くらい前に来てからは、なんとなく避けてたけど、
やっぱり少しでも観るとゆっくり来たくなる。
次回の嵯峨野は、朝から来て、天龍寺、常寂光寺、二尊院と周り、余裕があればあだしの念仏寺まで回ろう。
普通考えれば秋やけど、それまでに来たい気もするなあ。
あ、モンキーパークも行ってみたいんだった。
と、すっかり嵯峨野・嵐山熱に火が付いてしまった感を懐きながら、福田美術館へと急ぐ。