やり過ぎリハビリin京都その⑤祇王寺、滝口寺。
宝筐院を出て、今度こそ福田美術館に向かおうとGoogle Mapを広げると、
アタタタタタ!見つけてしまった、祇王寺。
朝の写真展で「めっちゃええなあ」と思ってしもた寺。
歩いても15分くらい。福田美術館の閉館時間までは3時間以上ある。
これはもう、呼ばれてるに違いない。
トロトロと歩く。
平日とは言え、オンシーズンの嵯峨野、
この辺りまで人力車で、カップルや女性二人、家族連れがやってくる。
ワシも一度乗ってみたい気はするが、
気恥ずかしいので、「高所恐怖症だから無理」と思いことにしている。

ふと目にした排水溝のフタの意匠がけっこう良かったり、
町角の桜がけっこう立派だったり。
歩いてるだけで楽しいな。
枝垂れ桜は、新緑が混じってもきれいだと思う。







最後、急な坂を登り、祇王寺に到着。
嵯峨野の端も端、小倉山かな?山裾の日陰を利用した庭、素晴らしい。
鋤田正義さんが気に入った理由もわかります。
























平清盛ともゆかりのある、この寺、その話が、また涙を誘う悲しい話なので、
それもあってか、ここの庭の風景は、余計美しく思えてしまう。
山裾の隠れ里ぽい雰囲気も含め、すべてが物語として整っている。
その隣の滝口寺もなかなか鄙びた、ええ風景です。














すぐ横の檀林院も行きたかったんやけど、
さすがに、もともとの目的だった福田美術館が怪しくなってきたので、
今回は諦めましょう。