鈴木常吉さんと泉邦宏さん。

泉さんが「関西のジャズ系のフリーペーパーが俺と常さんのことを書いてくれた」と言ってたので、
置いてあるところを探して、頂きに行ってきた。
結局、ワシんちからチャリで5分の
行ったことのあるジャズ喫茶「ロングウォーク コーヒー 」にあった。
と言っても、どこに置いてあるのか調べたり、
先週行ったら定休日(木曜日)だったり、
昨日行ったら、今日が祝日で臨時休業だったり、
今日、やっと入れた!と思ったら、そのフリーペパー
「WAY OUT WEST」の特性ラックには在庫がなくて、
「だめか〜〜!」と思いながら、念の為にお店の人に聴くと、
「あ、ここにあります」と言われて、やっと手に入れたりで、
けっこう苦労したのであった。

昼飯食いながら、早速読むと、書いてるのは、
昔「たこ焼きマーガレット」という、おもろい店やってたしらきたかねくんが書いてる文章だった。
「そう言えば、しらきくん、どっかのフリーペーペーに書いてるってゆーてたなあ」と
思いつつ読むと、
めっちゃいい文章で、ちょっとウルっと来てしまった。

なぜ、しらきくんが、鈴木常吉さんと泉邦宏さんのことを書いたかと言うと、
泉さんが鈴木さんのカバー曲集を、昨年7月に出されてるからなのだ。
これ、きちんと鈴木さんに許可もらって出してたけど、
完成したときには、鈴木さんは、もうお亡くなりになってた、
というすごいタイミングで出たアルバムなのだ。
そのへんの話もしらきくんの文章には載っている。
泉さんご自身のこのアルバムに関する話は、こちらに。
だいぶ下の方ですが「k-45「週刊イズミンゴスvol.11」泉邦宏2020.7.13 リリース予定」て
とこに、あります。
これがだいぶ下の方なのは、泉さん、こういう状況になってから、宅録のCDを毎週出される、
というとてつもないことをやっておられるからなのだ。
しかも、しらきくんによると、そのどれもがクオリティ高いらしい。
ワシは鈴木常吉曲集は買わせて頂いたが、
それがほんま面白くて、すっかり愛聴盤になっている。
「泉の聴かずに、俺の聴けよ〜〜!」てあの人なら、言いそうだが。
ちなみに先程リンクしたところに、これらのCDの買えるアドレスも載っておりますので、
ご希望の方は、そちらから。

そう言えば、常吉さんが初めて我が家に来たのは、泉さんと一緒だった。
鈴木さん、大阪にあまり知り合いいなくて、
ライブの主催をワシが買って出たとき、
「チャージなんて、どうでもいいんだけど、
一つお願いが、あるんだよな、泊めてくんない?」言われ、
断る理由もなく、「いいですよ」と頼むと、
その時の共演で、面識のない泉さんまでうちに泊まることになったのだった。

ライブの打ち上げで酔っ払って、遅めに起きた休日の昼過ぎ、
ワシがリビングに行くと、二人はもう酒盛りをしてた。
確か、その日も夕方から、中書島のミカでライブだったはずだが。
ワシがドアを開けるといきなり、
「お!橋本くん、遅いな!橋本くんも飲む?」と言われた。
「飲むけど、ワシのだ!」。
あれから、もう16年か。
「なんや、こいつら」と思ったけど、
もう思い出すのも切ないくらいの思い出に格上げされているなあ。

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