THE ドラえもん展 KYOTO 2021@京都市京セラ美術館(怒涛の五連発②)。

続いても同じく、京都市京セラ美術館。
今度は、奥の新館、東山キューブで開催中の「THE ドラえもん展 KYOTO 2021」です。

フランソワ・ポンポン展が2階でやってたので、階段降りてくと、
階段下のホール、むっちゃええ感じ。
何度か通ったことあるけど、階段から観るのは、たぶん初めてなんで、
「ええ建物やなあ!」と改めて思いました。

館内にはあちこちにドラえもんがおって、東山などの背景とのマッチングも、
京都ならではで、面白い。

この等身大(なのかな?)人形に釣られて、子どもや若いカップルとかが、
平日でも、けっこう集まってきてるのでした。

この展覧会は基本写真OKやったので、撮らせて頂きました。
入り口はいると、、、
あ〜まあそうなるか、の村上隆さん。

予想以上でも以下でもない、予想通りの仕上がりでした。

しりあがり寿さんのは、動画だったので、撮影不可でしたが、
「さすがしりあがりさん!!」と感心してしまうふにゃふにゃな仕上がりでした。
ほんま天才!大好き!
このためだけに来たとしても後悔しない、予想を上回るキャラクターにストーリーでした。
けど、子どもが観ると、「わたしのドラちゃんが〜〜!」と泣き出すんちゃうやろか。

蜷川実花さんは、ドラえもんとのデートを。
なんかほっこり楽しくて、予想通りのええ感じでした。

知らない方で印象に残ったのは、福田美蘭さんの「波上群仙図」。

それと、西尾康之さんの「OPTICAL APPARITION」。

モチーフが背景の物語まで誰でも知ってるキャラクターなので、
現代アーティストが想像力膨らませると、おもろいもんが出来てくるもんなんやなあ。

山口晃さんのは、すゞしろ日記にも通じる、俳句のような味のある作品でした。
他にも、あるんだけど、全部見せちゃうと、「山口さんのが観たいから行く」って人の
気をそいじゃう気がするので、一個にしときます。
ひとつだけアドバイス!
山口さんのは、漫画の枠外にも目を向けてください!

会田誠さんのは、意味深です。
解説がヒントみたいだったので、それも載せときます。

奈良美智さんは、ドラミちゃんで勝負。
ちゃんとドラミちゃんで、ちゃんと奈良美智さん。
さすがですわ〜。

これで終わりかな?と思ったところで、
係の方に「こちらへ」と暗室みたいなところに案内された。
そこは、クワクボリョウタさんの「ひみつ道具博物館」をモチーフにした展示。
これが、一番度肝抜かれた。
日用品と影で構成された世界なんやけど、その見せ方がもう!!
ドラえもんも「ああこうして見せるのか!」と感心してもうた。
ああ!もっと詳しく言いたい!!けど、言わない!!
あのビックリ味わってほしいから。
って、言うのも、ビックリを減らすことになってまうか。
すんません!!
とにかく、もし行ったら、最後のコレ、
観逃さないでください!!

ここに上げてないのも、おもろいもんぎょうさんあったので、
是非観に行って、確かめてみてください。

ひとつ心配になったのは、
こんだけ子どもをドラえもんで釣っといて、
現代アーティストばっかりって、
どの人も、一筋縄ではいかんので、
ややこしいもんばかりやから、
子どもは、がっかりしてしまうんやないやろか。
そう考えると、ドラえもん、そのまんまの村上隆さんのも、
子どもたちには、良かったかもしれん、少し思った。

作者がぎょうさんで、それぞれに作風が違うので、グッズも豊富。
けど、村上隆さんがらみの多いこと、多いこと。
さすがやなあ。
こういうとこも、なんだかなあ。。
ワシは、奈良美智さんと山口晃さんのを探したんですが、
おふたりとも、グッズ作ってなかったようです。
残念すぎ。。
山口さんのはともかく、奈良さんのドラミちゃん、
グッズになってたら、絶対売れるのに。
ワシの狙ってた中で、唯一、グッズあったのがしりあがり寿さん。
買いましたとも。
Tシャツと手拭い。

もう、これだけで、動画のへなちょこさが見えてくるってもんですよね。
ええ買い物した!

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