映画「トーベ」。
実はムーミン好きなのである。
スナフキンには、いろいろ教えてもらった気がするし、
ミーの感じ方や表現の仕方に頷くことも多い。
なのでムーミンの作者、トーベ・ヤンソンの映画、
「トーベ」を観に行って来た。
こんな奔放な人生を送った人だったのか。
だけど、それを抑圧しなければならない時代背景。
ムーミンが、子どもにも人気ありつつ、
あれほど大人の鑑賞にも応える哲学的な作品になった背景には、
こんな状況が影響してるのかもしれない。
けど、個人的には、物語が少し、
トーベの実際の人間関係に寄り過ぎてる気はした。
もうちょっと、その人間関係がムーミンという作品に
昇華されていく過程を観たかったなあ、
というのは、欲張りなんだろうか。