良元優作@拾得。
拾得に着くと、中から「京阪電車」が聴こえてきた。
しまった!開始時間間違えたようだ。
リー・ルードくんから「一曲目ですよ」と教えてもらう。
良かった!
拾得も磔磔と同じく、古い蔵を改造したライブハウスで、
磔磔より、少し中心街から離れた場所にあるからか、
音も雰囲気も、ふんわりと柔らかい。
ギターもポロロンポロロンと小さな音まで柔らかく聴こえてくる。
ここで聴く優作も、なんかリラックスしてる感じがして、好きやなあ。
「サンバレー」、いつもより伸ばしながら歌ってる感じがする。
激しいのに優しくて、結果、力強い名演やな、と思った。
エレキに持ち替えて「バクラッシュブルース」。
日本語訳、関西弁でひとりごと言うみたいな語尾、
なんかほんまに毎日思ってること呟いてるみたいで、ええなあ。
「ネギネギブギウギ」で先月できなかったコール&レスポンス。
もちろん観客はマスクしてですよ。
少しずつ、できなかったことができるようになる。
なんか嬉しいなあ。
ほんま、「サンバレー」とか「たーちゃん」とか、
家族の歌が、似合う今日ですわ。
「風つら」で第一ステージ終了。
二部はアコーディオンで鈴木常吉さんの「水の中の女」から。
ああ、二部も、なんかほのぼのやなあ。
そうか、拾得での優作は、
なんとなく、いつもより人懐っこく感じるんやな。
と、少し冷え込んだこの時期、この温くさが嬉しい。
と、「まあいいやで日が暮れて」を聴きながら、思う。
なんかすごく普通の顔して、
めっちゃ熱い「ペンノレ」やってるのがおもろかった。
ラストは今日初めてのピアノで「キムおじさん」。
そー言えば、今日、拾得来る時、月がきれいだったなあ。
うーん絶品!うっとり。
10月31日までの期間限定で無料視聴できるバージョンも良かったけど、
ピアノの弾き語りも、ジワーンと来ました。
アンコールはリクエストで「帰り道」。
もう終わりなのか。
なんだか時間がゆっくり流れてる気がして、
何時だか分からないような感じで、過ごした。
まだ21時完全撤収なので、終わってからも路線バスあり。
京都市バスの窓から二条城観ながら帰った「帰り道」でございました。
拾得での優作、ほんまオススメです。