「中国の漆器」@中之島香雪美術館。

中之島香雪美術館でやってる「中国の漆器」展に行ってきた。

やはり何か、日本の漆器とテイストが違う。
すごく細密な模様であっても、
繊細というよりは、大胆な感じがする。
技術の上下とかは、まったくわからないけど、
美意識の違いなのかなあ、と思ったりもするのだが、
江戸時代は、日本で重用されて、鑑定の仕事まであったそうなので、
日本人の美意識に合わない、というわけではないのだろう。
美意識に合う、合わないと、
作れる、作れない、は別の問題ということなのだろうか。
技術だけでなく、センスとかも含めての問題として。

まあ、その違いと言っても、別の文化圏の人から見たら、
「同じやん!」と思うくらいの違いなのかもしれないが。

中で気に入ったのは、螺鈿細工。
漆器というのとは関係ないかもしれないが、
螺鈿細工が施されたテーブルとかの形が良かったなあ。

あ、螺鈿細工でなくても、朱塗りのテーブルも良かったので、
形に心動いたのかもしれない。

あと、漆を何層にも厚く重ねたものに、
円をメインにした幾何学的な紋様を掘り込む
「ぐりぐり紋」てのは、ちょい欲しいなあと思った。

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