映画「国境の夜想曲」。

めっちゃ観たいと思ってた映画「国境の夜想曲」。
圧倒された。
ひたすら美しかった。
そして悲しかった。
だけど、どこかに希望を感じた。

これと言ったストーリーはない。
観ているとノンフィクションかどうかすら、
定かではない気になってくる。

中東の国境地帯、すなわち紛争地帯が舞台、
なのに驚くほど静かで美しい。
かくしてもうひとつの熾烈な戦いが幕を開ける。
ワシと眠気の。

子どもがISの絵を描くシーンが、
震えるほどの恐怖となって襲ってくる。
いくら理想が高邁であろうと、
こんなことを子どもに見せる人たちが正しいとは、ワシには思えない。

静かなシーンは、本当に気が遠くなるほど静か。
もしかしたら人類が戦い尽くして、
誰もいなくなった時に訪れる静謐とはこんな感じかも、
と思わせる。

しかし、どれだけ静かなところにも、
太陽は昇り、一日は始まり、光があり、
傷ついた人たちの小さな営みがあって、
つまりそこには小さな希望の蕾があることが、
少しは感じられる。
そのことに少し安心して、そっと目を閉じる。
そしてまた眠気との過酷な戦いが始まるのだった。

うたた寝しといてなんだが、
まだ全国で公開中、もしくは公開予定なので、
是非多くの人に観てほしい映画でございます。

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