4月14日③仁和寺。
仁和寺の境内に入ると、まだ咲いてる桜がけっこうありました。
この桜も、背が低いし、御室桜かもしれんな。
緑の桜、造幣局でも観たな。
名前、忘れてしもたけど。
思ったより散ってたんすが、
株によっては、けっこう咲いてるのもありました。
その分、花びらが絨毯のようで、これはこれで、ええ感じ。
御室桜は、丈が低くて、目の高さで咲いてくれるのが、特徴、
「わたしゃお多福、御室の桜、鼻(はな)は低いが、人はいい」
と言われるそうです。
もう終わっちゃってる、と諦めたのか、
割と手前でUターンする人もおりましたが、
ワシは知っておりました。
一番奥、観音堂側に、一本だけ、遅咲きで有名な御室桜の中でも
さらに遅咲きの株があることを。
ちょっと他の株より色が薄いので、種類が違うのか、
この桜だけは、満開!
うん、満足。
仁和寺の一番奥には弘法大師さんを祀った御影堂。
ここは、お参りしとかないと、ですわ。
ところどころに咲く桜を観て歩きます。
仁和寺はツツジも有名なんでした。
桜に続いてはツツジの季節がやってきます。
中には咲いてるツツジも。藤もええですわ。
仁和寺の五重塔は、どの層もほぼ同じ大きさなのが美しいですなあ。
境内、どこ行っても見処だらけ。
二王門と双ヶ丘の見える景色も、仁和寺を象徴する風景です。
最後に観ようと思って取っておいたのは、書院です。
今、一部修理中で観られなくなってましたが、
仁和寺は、史上最古の門跡寺院と言われるだけあって、
宮廷風の書院が見事です。
なんか展覧会みたいなの、やってました。
展示品も良かったのですが、襖や違棚を撮りたくて。
う〜む、やっぱりいい。
ワシは、この庭から観る五重塔の眺めが大好きで、
ここに時間をかけたくて、最後に回したのでした。