アート映画二題その①「フェルナンド・ボテロ 豊満な人生」。

先日、アートを主題にしたドキュメンタリー映画を続けて観た。
まずは「フェルナンド・ボテロ 豊満な人生」。

ボテロの描く絵は、女性はもちろん、男性も、犬も猫も、楽器さえも豊満だ。
ときどき目にするご自身のお姿もふくよかでにこやかなので、
なんとなく、ノンビリとした穏やかな人生を送っていらっしゃったのかと思ってたが、
映画観ると、なんのなんの。
ワシなんかが、そんなこと思うのすら、申し訳ないような
波瀾万丈な人生を過ごしてこられたようだ。

この画風に目覚めたのが「マンドリン」だったのも、ちょっとビックリした。

美しいかどうかは、わからないのだが、愛らしい、とは思う。
ワシは、豊満に開眼してからの絵しか知らなかったので、
色目的にも、南米らしい陰影のクッキリした明るい絵やと思ってたのだが、
初期の絵は、どちらかと言うと、暗くてネガティブな色彩が多いのにも驚いた。

映画は、関東、中部、関西、九州で上映中で、
今後全国で上映されるようです。

そして、ボテロの展覧会も開催中。
今はBunkamura ザ・ミュージアムで、7月3にちまで開催。
その後、7月16日から9月25日までは、名古屋市美術館、
10月8日〜12月11日は京都市京セラ美術館に巡回。
絶対、行きます!

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