ほのぼのゆるゆる。映画「旧グッケンハイム邸裏長屋」。怒涛のレポート④

旧グッゲンハイム邸は神戸の塩谷にある海の見える古い洋館。
けっこうライブもワシの好きなんやってるんで、
何度かお邪魔したことがある。
そこの裏にある、いわゆるシェアハウスの映画「旧グッゲンハイム邸裏長屋」を観てきた。

前に公開したとき、観逃してたんで、
今回の公開で絶対観たいと思ってた。

と、言うわりには、予告編も観ず、
ドキュメンタリー映画だとばかり思ってた。

観ると、実際、ここに住んでる人たち、住んでた人たちが
住人役で出演して、監督も元住人のフィクションだった。

素人さんたちなんで、多少学芸会っぽいところはあるものの、
ここの住人じゃないと出せない、空気を感じる、
ゆるゆるでほっこりする映画だった。
なにしろ、あのゆるっとしたリズム感は、
役者の演ずる整理された芝居では、絶対出てこないだろう。
そして、このリズム感こそが、この映画の命で、
ワシが一番気に入ったところ。
このキャスティングでほんま良かった。
会ったことある方が出てきたのも嬉しかった。

爆笑はないが、クスッとは何度もした。
と言うか、ほぼずっとニヤニヤしながら観てた。

エピソードも、一緒にこの歴史のある建物に住んでたら、出てきそうやな、
というリアルなところから決して飛び出さない。

この映画観たら、ここに住みたい思う人、ようけおるやろな、
ワシだって、若かったら、、と少し思ったけど、
ここまでゆるくても、やっぱり団体生活は団体生活、
「やっぱりワシには無理やな」という結論に落ち着いた。
無理な分、憧れも大きい。

ずっと観てられるような、ゆるくて気持ちいい映画でした。
まあ途中でトイレ行きたくなって抜けても、全然平気やろうしな。


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