最後に観たのがこの映画でよかった。映画「君を想い、バスに乗る」。
キッツイ映画を続けて観た後、かなりヘトヘトやったんやけど、
頑張ってもう一本観た。
最後にこの映画「君を想い、バスに乗る」を観てほんまによかった。
史上最高齢(役柄として)のロードムービーかもしれんな。
ワシ、ほんま、じいさん、ばあさんが主役の話、好きやわあ。
けど、この映画、そんなことを狙ったわけではなく、
イギリスの端っこから端っこまで移動する理由が、
ちゃんと納得できる形で用意されている。
移動手段にバスを使う理由も、ちゃんとわかる。
脚本がしっかりしてるから、
いらんところにストレス感じることなく、
物語に自然に入り込んで行ける。
まあ、ビックリするくらい周りの人にいい人が多い、ってのは、
ちょっと感じたが、それも許せる範囲やな。
悪い人も出てくるし(笑)
なんかこの映画観てたら、人生最後の旅行は、路線バスで、
いろんな人と関わりながら、ゆっくり行くのもええかな、と思てきた。

そう言えば、主人公が死ぬ映画で、
こんなあったかい気持ちになったのは、初めてかもしれんなあ。
ちょっと驚いたのは、主人公の若い時代の役者さんが、
「このじいさん、若い時、絶対この顔してたはず!」と頷きまくるほど、
面影が似てたこと。
「数十年かけて撮影して同じ役者がやってる」と言われれば、
信じてしまうレベルでした。
あ〜ほっこりほっこり。