ただただ楽しかった。映画「恋するボクとゾンビの呪い」。

おもろかった!
ゾンビ、ゲイ、恋、進路、家族、ミステリー的要素、
いろんなもんが、ごちゃ混ぜになりつつ、
芯はブレてない感じのするフィリピン映画「恋するボクとゾンビの呪い」。

多少、ストーリー的には雑な感じのするところもあるんやけど、
スピード感とパーツパーツの面白さで、その辺は目をつぶれてしまいました。

ワンシーンワンシーン、エンターテイメントが詰まってて、
それがちゃんとストーリーに絡んでくるので、
大枠ではブレがないんかもしれんなあ。
ほんで、出演者が、みんなキャラ立ちしてて、面白い。

風景的には東南アジアなんやけど、アメリカ文化が、
深く入り込んできてるところ、
バクラ(フィリピンの女装男性のことをこう言うそうです。)という存在が、
社会的に認知されてるところ、
(この映画の制作当時2011年には、今より差別的なニュアンスはあったようですが)
フィリピンでしか創れない映画やったんやろなあ、思います。
そのバクラについても、きちんと調べてるみたいで、
いろんなところで「骨格がきちんとしてる映画なんかもしれん」思いました。

ワシ、血がドバドバ出る映画とか殺人シーンのある映画とか苦手なんですが、
昔からゾンビ映画は結構好きなんすよ。
「怖い」って言うより「おもろい」が先に来るからかなあ。
そのゾンビ映画の歴史もちゃんと踏まえてる気もしました。

途中ではバクラのことを馬鹿にしたような表現も出てくるけど、
この制作陣は、決して、そういう差別意識を持ってるわけではない。
むしろ、その差別意識をぶっ壊す狙いもあって、
この映画、創ってるんやろな、と思えるとこも、好感持てました。

「新しい知見が広がる」とか「何かの教訓を得る」とか一切ないと思うけど、
観てて楽しくて、観終わって愉快な気分になってる自分に気づく映画でありました。


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