報道関係者に是非観てほしい映画「ニッポンの嘘」。

しばらくブログをサボっておりました。
最近、記憶力の減退が凄まじいので、
忘れんうちに書いておきます。
既にけっこう忘れてしまってますが。

まずは。「ニッポンの嘘」。
これは、2012年の映画で、当時90歳で現役報道カメラマンだった
福島菊次郎さんのドキュメンタリー映画。
福島さんは惜しくも、この映画、公開後の2015年に94歳で亡くなられた。

なぜ今、この映画がリバイバル上映されるのか、わからなかったのだが、
観てると、今こそ、観るべき映画なのかもしれないと思った。
日本の報道は、危機に面してる気がする。
テレビも新聞も、御用報道が多く、大本営発表か!と思うことも少なくない。
中には、良心的な番組や記事もあるけど、
なんか大勢は、どんどん危ない方に傾いてる気がする。

そんな中、福島さんの報道姿勢、真実を見つめようとする姿勢は、
新鮮で、強烈で、報道の本来のあり方を思い出させてくれる気がした。
普段は、気のいいおじいちゃんみたいな柔らかさも素敵やなあ。

福島さんの写真を辿れば、日本の戦後史がはっきり見えてくる気がした。
報道関係の方に、是非観てほしい映画やなあ、と思う。

印象に残ったことをメモとして書いておく。
パギやん(趙博さん)が出てきたのに、ビックリ。
パギやんも、ずっと同じ姿勢、貫いてるなあ。

あと、70年代のリブ運動を牽引してた女性たちは、この映画公開当時も、
全員ずっと運動を続けてたということ。
ほとんどがヘルメットを脱いで、就職してしまった男性陣との違いに、
ちょっとした驚きと納得が半々だった。

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