リズム アンサンブル 公開ワークショップ@梅田Always。

今日は、ちょっと変わったライブに行って来た。
大尊敬する打楽器奏者、芳垣安洋さんのリズムアンサンブルワークショップ。
出演者の中には、池田安友子さんやワタンベなど、知った顔もチラホラ。
どんなライブになるのか、想像がつかないまま、始まりを待つ。

芳垣さんが指揮者の位置に立ち、サインを送ると、
音楽がガラッと変わっていく。

もちろんメンバーはサインの意味を共有してるんやろうけど、
ワシらは知らないので、だんだん芳垣さんがマジシャンのように見えてくる。
そして、こぼれ出す音楽は、熱い!
もちろん打楽器だけなので、メロディはないが、
なんか気持ちが、どんどん高まっていって、
踊り出しそうになる。

安友子さんやワタンベのめっちゃ真剣な眼差し。
しかも、なんかイキイキしてる気がする。

会場には大きなモニターがあり、
分割画面で、メンバーや芳垣さんの表情も追いかけてくれるので、
非常に観やすく、わかりやすい。

打楽器で一定のリズムを繰り返されると、
それがどうしても言葉に聴こえて来たりした。
「ドラネコハップンチチモメヤ」
「ココリコ、ガンボー」。

安友子さんやワタンベなど、ベテランで、名手やと、
他の打楽器奏者に指示されることとか、あまりないだろうから、
こういう機会、貴重やろうし、楽しいんやろうなあ。

ワタンベ、めっちゃ気合入ってて、
熱くて、なんかがほとばしってて、
小学生みたいな必死のまっすぐな表情しとった。
ほんで、こんだけ打楽器奏者おっても、
知り合いやからかもしれんけど、
知らんうちに目立って来て、
気がつけば、ワタンベの音を追いかけている。

安友子さんは、正確でクール。
なんか全体の音を組み立てるキーになってる気がした。
オーケストラで言えば、バンマスのようなポジションやないか、
と思った。

おもろいトレーニングも見せてもらった。
みんながタンバリンにバチ、みたいなシンプルな打楽器を持って、
一定の長さの小節に、一人づつ、音を足していく。
あとの人は、前の人と違うタイミングで叩かないとあかん。
一度叩いたら、必ず同じ場所で叩く。

これって、後になればなるほど、叩くタイミング探すの、難しいんちゃうやろか。
ちなみに、安友子さんはラスト。
一番難しいのでは?(笑)

印象的やったのは、演奏されてる皆さんが、むっちゃ楽しそうやったこと。
それでいて、芳垣さんがまとめ上げると、
ほんま沸き立つような、エネルギッシュな音楽になるんでした。

ほんま、不思議な魔術観てるようなライブやったなあ。
次回もあるみたいなんで、また追っかけたいと思います。

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